チャイティーヨー山(KYAIK HTI YO) [海外]
スポンサーリンク
さてミャンマー 山編。
前回のチャウンタービーチからさらに田舎の観光客が格段にすくないヌウィサン(Nwesang)ビーチに移動後ヤンゴンに戻りました。
着いた翌日にチャイティーヨーというところに移動します。
ヤンゴンからバスで5時間。8000チャット(800円くらいかな)
チャウンターへの道と違い、こちら方面は結構整備されていて快適。
といっても日本だったらひっでえなぁというレベルに変わりありませんが・・。
本当は別のところに行きたかったのですが、ゲストハウスのマネージャーに相談したところ日程がきつくなりそうだからということでチャイティーヨにした。
ここはミャンマー仏教3大巡礼地の1つということだし、しかも山の上のパゴダがそれだという・・・おもしろいじゃない?
ついてそうそう、まずガイドブック(そもそもこれが10年前のものですが笑)には地図が載っていないほど小さい扱いの場所なので(ホテルの情報もない・・)独居房のような部屋をとり街へ出て街を中心だけでも把握する。
だいたいアジアの田舎って1つのメインストリートが道路沿いに家や商店が多く、それ以外はほとんどが水田や畑などで家はあまりないという構造が多いけど、ここもそうだった。
さすが巡礼地だけあってみやげ物屋が多い。
ずっと通りの端までぶらぶらしていく。
と、なにやらみんな同じような杖を持って反対側から歩いてくる。
弁当箱や水筒なんかも持っている。
フォト
と、だんだん山っぽくなってきた・・・
もしかして・・・途中で聞いてみるとこの道はチャイティーヨーパゴダ(山頂)に通じているという。
バスが14時前に着いて、今は14時くらい。
そもそも標高がどのくらいなのか、距離がどのくらいなのかわからず気付けば既にジョギングに入っていた。
しかも山頂表示は英語は全くなく全てビルマ語。
だけどかなり多く売店というか休憩所が1kmに1つくらいはあるし、分岐もほとんどないので迷うことありませんでした。
山道は特に日本と変わったところは感じませんでした。
しかしながらゴミが多いこと多いこと。
これは街でもそうなんですが、皆さん基本的にゴミは道端に捨てるので山でも当然同じです。
男も女もつばを良く吐きます。特に男はこれでもかと吐きます(笑
まあ、そんなこんなでなんとか進んでいたのですが、さすがに時間や距離が後どれくらいなのか全くわからずの登るのは非常につらい・・・
途中の休憩所でコーラを買い休憩。
ちなみにコーラといっても昔ながらのビンのコーラで、いつ仕入れたのかあまり知りたくないようなものです。
そこでおじさんが残り4mileだと教えてくれました。
約6km。
ここでやっとまともな」情報。助かりました。
おまけに売り物のバナナももらってしまいました。これだからミャンマー人はいいね。
しかし、こんな無計画で不安極まりない。
いくらいつも無計画だっていったってここまでひどくはない。
山をなめているな・・・。
途中で引き返そうかと思ったが、まだ登ってくる人がちらほらいたのとさっき距離を聞いて、だいたい日暮れまでには山頂は間に合うだろうということで続行。
山頂に行けば暮れてしまっても3大巡礼地だ!何かあるだろ!ということで登っていきました。
しかも山には結構住んでいる人がいて、途中から岩に洗濯物が干してあったりしてこりゃ大丈夫そうだなと確信しました(笑
距離はわかったけど地図も何も持っていない(というかほとんど売ってない!)ので先がわからないのは相変わらずなので精神的に疲れる・・。
中間点を過ぎてからは30分以上歩きました。
ところでミャンマー人の山登りは・・・当然サンダルです!
いや、これはすごいですよ。
しかもほぼ100%でしたね。
走っているこっちを見て驚いていたけど、こっちは磨り減りまくったサンダルで登っているあなた方の方がすごいと思いますけど・・・
サンダルっていったってかかとが留められるやつではなく、ビーチサンダル型のやつですよ?
しかも、ミャンマーではロンヂーという伝統的な巻きスカートを男も女もかなりの率で着用していますが、それで登っている人も結構いますからね。
観光地ですからズボンで着ている方が多いのは多いですが。
山スカートどころの話じゃありません!
それに加えて先ほど住んでいる人がいるとかきましたが・・・
水は当然必要なわけで上にいくとこんな光景が結構見られます。
すごいわ・・・
ここらへんでやっと尾根にのった。
途中から舗装路に合流。
こちらから登ってくるのが一般的らしい。
でも、こっちはトラックの配送に乗ってくるので面白くない。
ちなみにこんな篭屋みたいな商売もあります。すごいです・・・
さらにいくと商店が立ち並び御岳山の上のもっとずっと長いようなのが続きます。
ついに境内へ。
ここからは裸足にならないといけません。
日が暮れる前に山頂のパゴダに到着。
あれかー!
左手に見える際どい位置でとまっている石の上にパゴダが築かれているのが見えますか?
ズームすると
上は山道にちらほらとしかいなかったのが信じられないくらいすごい数の人。
みんな途中までトラックに乗れるルートで来ているんですね。
岩の近くへ。
皆さん熱心にお祈りしています。
私も日本式ですが、正座してお祈りと瞑想してきました。
このへんで日暮れ。
さて、帰りはどうするか・・・
こんなに人がいるからには帰る手段があるということ。
山道は暗闇だし、ヘッドライトはホテルの部屋。
さっき皆こっちから登ってきているのだろうと思われるルートをとりあえず降りることにした。
走って降りていたら途中からミャンマー人と競走になった(笑
さっきの人を乗せて上まで担ぎ上げる商売の人のようだった。
当然、彼はサンダル!
道は御岳山のあの舗装路の登山道を思い出すような感じのところ。
距離的にもほぼ同じだった。
結局、最後の、というかトラック乗り場までいっしょに走った。
まあ、なんというか・・・すごいわ・・・・
トラック乗り場はまだまだ山の中腹でそこからはトラックで下りるようだ。
何も情報がないのでよくわからないが近くのトラックに人が乗っているので聞いてみると確かに下山できるようである。
ちなみにトラックですが、本当のトラックです(笑
小さいダンプに板を渡してあり、そこに座る形です。
これがまたすごいんです・・・
飛ばす飛ばす!
ブレーキは急だし、何度も外に飛び出すかと思いました。
ミャンマー人は結構平然と乗っています。
途中で料金を回収しようとしていたのですが、飛び出しそうで渡せない(爆
だから、下車するまで払えませんでした。
これらが暗闇の中で起こるものですから、かなりのスリルでした。
しかもノースリーブのシャツだったので寒いし。
そんじょそこらのジェットコースターよりはるかに恐いです。
なんてったって安全ベルトはありませんから!
やっと到着。
暗くてよくわかりません。
翌日、早朝にトラックターミナルの爆音の案内がホテルまで届き、5時に無理やり起されたので散歩に出た時に改めて撮ってみました。
これは(笑
ヤンゴンへの」帰りに見つけた地元近くのローカルバス
この街は井戸が主な水源なのでしょうか。
しかし、これはひどい(笑
井戸から無理やり皆勝手に吸い上げているような気がする
この街は今のところこの山のパゴダしかありません。
ここを登ってしまうと本当に何もありません。
ところが!!
あと2,3年でこの街をアジアンハイウェイが通ります!
これは素晴らしいことですね~
中国からアジアを横断する大きな道ができるのですがそれがこの街を通るんですね~
この道、ロマンですね~
主要な起点と終点は東京~トルコ!
ロマンチック~
全部開通したら半年くらいかけて道に沿って旅してみたい!
たぶん全部は当分できないでしょうけど・・・
ということでミャンマー 山編終了。
あとは適当に番外編的に書くかもしれません。
それと今回の山ですが、後にヤンゴンでわかった情報では高さ3616feet(1100m) 距離約7mile(11km)でした。
街の標高が不明なので高低差も不明です。
前回のチャウンタービーチからさらに田舎の観光客が格段にすくないヌウィサン(Nwesang)ビーチに移動後ヤンゴンに戻りました。
着いた翌日にチャイティーヨーというところに移動します。
ヤンゴンからバスで5時間。8000チャット(800円くらいかな)
チャウンターへの道と違い、こちら方面は結構整備されていて快適。
といっても日本だったらひっでえなぁというレベルに変わりありませんが・・。
本当は別のところに行きたかったのですが、ゲストハウスのマネージャーに相談したところ日程がきつくなりそうだからということでチャイティーヨにした。
ここはミャンマー仏教3大巡礼地の1つということだし、しかも山の上のパゴダがそれだという・・・おもしろいじゃない?
ついてそうそう、まずガイドブック(そもそもこれが10年前のものですが笑)には地図が載っていないほど小さい扱いの場所なので(ホテルの情報もない・・)独居房のような部屋をとり街へ出て街を中心だけでも把握する。
だいたいアジアの田舎って1つのメインストリートが道路沿いに家や商店が多く、それ以外はほとんどが水田や畑などで家はあまりないという構造が多いけど、ここもそうだった。
さすが巡礼地だけあってみやげ物屋が多い。
ずっと通りの端までぶらぶらしていく。
と、なにやらみんな同じような杖を持って反対側から歩いてくる。
弁当箱や水筒なんかも持っている。
フォト
と、だんだん山っぽくなってきた・・・
もしかして・・・途中で聞いてみるとこの道はチャイティーヨーパゴダ(山頂)に通じているという。
バスが14時前に着いて、今は14時くらい。
そもそも標高がどのくらいなのか、距離がどのくらいなのかわからず気付けば既にジョギングに入っていた。
しかも山頂表示は英語は全くなく全てビルマ語。
だけどかなり多く売店というか休憩所が1kmに1つくらいはあるし、分岐もほとんどないので迷うことありませんでした。
山道は特に日本と変わったところは感じませんでした。
しかしながらゴミが多いこと多いこと。
これは街でもそうなんですが、皆さん基本的にゴミは道端に捨てるので山でも当然同じです。
男も女もつばを良く吐きます。特に男はこれでもかと吐きます(笑
まあ、そんなこんなでなんとか進んでいたのですが、さすがに時間や距離が後どれくらいなのか全くわからずの登るのは非常につらい・・・
途中の休憩所でコーラを買い休憩。
ちなみにコーラといっても昔ながらのビンのコーラで、いつ仕入れたのかあまり知りたくないようなものです。
そこでおじさんが残り4mileだと教えてくれました。
約6km。
ここでやっとまともな」情報。助かりました。
おまけに売り物のバナナももらってしまいました。これだからミャンマー人はいいね。
しかし、こんな無計画で不安極まりない。
いくらいつも無計画だっていったってここまでひどくはない。
山をなめているな・・・。
途中で引き返そうかと思ったが、まだ登ってくる人がちらほらいたのとさっき距離を聞いて、だいたい日暮れまでには山頂は間に合うだろうということで続行。
山頂に行けば暮れてしまっても3大巡礼地だ!何かあるだろ!ということで登っていきました。
しかも山には結構住んでいる人がいて、途中から岩に洗濯物が干してあったりしてこりゃ大丈夫そうだなと確信しました(笑
距離はわかったけど地図も何も持っていない(というかほとんど売ってない!)ので先がわからないのは相変わらずなので精神的に疲れる・・。
中間点を過ぎてからは30分以上歩きました。
ところでミャンマー人の山登りは・・・当然サンダルです!
いや、これはすごいですよ。
しかもほぼ100%でしたね。
走っているこっちを見て驚いていたけど、こっちは磨り減りまくったサンダルで登っているあなた方の方がすごいと思いますけど・・・
サンダルっていったってかかとが留められるやつではなく、ビーチサンダル型のやつですよ?
しかも、ミャンマーではロンヂーという伝統的な巻きスカートを男も女もかなりの率で着用していますが、それで登っている人も結構いますからね。
観光地ですからズボンで着ている方が多いのは多いですが。
山スカートどころの話じゃありません!
それに加えて先ほど住んでいる人がいるとかきましたが・・・
水は当然必要なわけで上にいくとこんな光景が結構見られます。
すごいわ・・・
ここらへんでやっと尾根にのった。
途中から舗装路に合流。
こちらから登ってくるのが一般的らしい。
でも、こっちはトラックの配送に乗ってくるので面白くない。
ちなみにこんな篭屋みたいな商売もあります。すごいです・・・
さらにいくと商店が立ち並び御岳山の上のもっとずっと長いようなのが続きます。
ついに境内へ。
ここからは裸足にならないといけません。
日が暮れる前に山頂のパゴダに到着。
あれかー!
左手に見える際どい位置でとまっている石の上にパゴダが築かれているのが見えますか?
ズームすると
上は山道にちらほらとしかいなかったのが信じられないくらいすごい数の人。
みんな途中までトラックに乗れるルートで来ているんですね。
岩の近くへ。
皆さん熱心にお祈りしています。
私も日本式ですが、正座してお祈りと瞑想してきました。
このへんで日暮れ。
さて、帰りはどうするか・・・
こんなに人がいるからには帰る手段があるということ。
山道は暗闇だし、ヘッドライトはホテルの部屋。
さっき皆こっちから登ってきているのだろうと思われるルートをとりあえず降りることにした。
走って降りていたら途中からミャンマー人と競走になった(笑
さっきの人を乗せて上まで担ぎ上げる商売の人のようだった。
当然、彼はサンダル!
道は御岳山のあの舗装路の登山道を思い出すような感じのところ。
距離的にもほぼ同じだった。
結局、最後の、というかトラック乗り場までいっしょに走った。
まあ、なんというか・・・すごいわ・・・・
トラック乗り場はまだまだ山の中腹でそこからはトラックで下りるようだ。
何も情報がないのでよくわからないが近くのトラックに人が乗っているので聞いてみると確かに下山できるようである。
ちなみにトラックですが、本当のトラックです(笑
小さいダンプに板を渡してあり、そこに座る形です。
これがまたすごいんです・・・
飛ばす飛ばす!
ブレーキは急だし、何度も外に飛び出すかと思いました。
ミャンマー人は結構平然と乗っています。
途中で料金を回収しようとしていたのですが、飛び出しそうで渡せない(爆
だから、下車するまで払えませんでした。
これらが暗闇の中で起こるものですから、かなりのスリルでした。
しかもノースリーブのシャツだったので寒いし。
そんじょそこらのジェットコースターよりはるかに恐いです。
なんてったって安全ベルトはありませんから!
やっと到着。
暗くてよくわかりません。
翌日、早朝にトラックターミナルの爆音の案内がホテルまで届き、5時に無理やり起されたので散歩に出た時に改めて撮ってみました。
これは(笑
ヤンゴンへの」帰りに見つけた地元近くのローカルバス
この街は井戸が主な水源なのでしょうか。
しかし、これはひどい(笑
井戸から無理やり皆勝手に吸い上げているような気がする
この街は今のところこの山のパゴダしかありません。
ここを登ってしまうと本当に何もありません。
ところが!!
あと2,3年でこの街をアジアンハイウェイが通ります!
これは素晴らしいことですね~
中国からアジアを横断する大きな道ができるのですがそれがこの街を通るんですね~
この道、ロマンですね~
主要な起点と終点は東京~トルコ!
ロマンチック~
全部開通したら半年くらいかけて道に沿って旅してみたい!
たぶん全部は当分できないでしょうけど・・・
ということでミャンマー 山編終了。
あとは適当に番外編的に書くかもしれません。
それと今回の山ですが、後にヤンゴンでわかった情報では高さ3616feet(1100m) 距離約7mile(11km)でした。
街の標高が不明なので高低差も不明です。
2010-12-29 13:08
nice!(1)
コメント(2)
トラックバック(0)
さすが西武グループ!ここまでバスを走らせるとは!(笑)
日本から中古車を輸入して使用しているようですね。
以前にTVで「○○幼稚園」とか「△△ケアセンター」なんて書かれたバスが走っているのを紹介してました。
by Umi-Bozu (2010-12-30 17:17)
Umi-Bozuさん、一年間お疲れ様でした~
そうですね、日本の中古車がいっぱい走っています。
しかし、最近は政府のライセンスが降りるまでが大変でほとんど輸入できていないようです。
しかも、日本車がまだまだ多いのですが韓国車や中国なんかもかなり増えてきていました。
今回はそういう視点でみるとあちこちで日本の製品や影響力の低下を感じました。
以前は現地の人が日本人旅行者だとわかって話しかけてきたのですが、今回は中国語かどこの国から来たの?という感じで聞かれることが多かったです。
by sho (2010-12-30 23:37)