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1kmまでの軌跡 [水泳]



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実は8月に入ってから水泳を始めました。
市営プールを使用し、先生は本で一日で頭に叩き込みます。
ちなみに本は「ゆっくり長く泳ぎたい」という本です。

水泳を始めた理由、それは海でゆっくり長距離泳げたら気持ち良いだろうなぁと思ったことです。
ダイエットのジョギングから始めて走ることが楽しくなり、山を駆けることが好きになったことで自然を相手に遊ぶ楽しさを知ってしまいました。
道具にあまり頼らない、体一つでできること、というのが一番手軽で一番自然の素晴らしさを感じることができる。
それでいて自分のやっていることの中で相乗効果、相互作用がある。
細かい理由としてはそうしたことがありました。

で、まず始めたこと。
それはクロールを1ストローク2ビートで泳ぐということ。
これは左右の腕を1回ずつ掻く間に足を2回うつということ。
今までは小学校の時に習った激しいバタ足でむやみやたらにバタ足をして手も力ずくで掻くということしか知りませんでした。
スイミングスクールにも行ったことないし。
泳げる距離といえば平泳ぎで100mくらい、クロールで50m程度。

今日現在、1km泳げるようになるところまできています。
以下、日記を元に時系列で1km泳げるまでの経過を節目の距離を達成した日ごとに記します。
ちなみに泳法はクロールのみです。

8月7日水泳開始。
まずは1ストローク2ビートのフォームを叩き込む。
考えているように体が動かない、もどかしい。
でもスポーツっていかに自分の想像する動きに実際の体の動きがついていけるかという要素が大きい。
また、その理想の動きに近づける為の試行錯誤が面白みの一つであるとも思う。
最初の2週間くらいは毎日とか一日おきにいって、とにかく1ストローク2ビートの感覚を覚えこませた。
それとストリームラインをきれいに保つ。要は蹴伸びですね。
究極的には水泳はこのストリームラインをいかに水の抵抗がないようにきれいに保つかが最重要だと言っても過言ではない。
これができれば水の抵抗が減り、酸素消費量も減る。結果、思い切り息をすえなくても楽に泳げる。

10月12日
初めて連続で200m泳げた。
これはうれしかった。
本に200m泳げれば長距離と呼べると書いてあったからだ。
でも、とても苦しかった。
息継ぎがうまくできていないので無酸素運動に近いのだ。
息継ぎはいかに息を吐き出すかが重要らしい。
富士登山といっしょだ。
が、これが難しい。
吐きすぎると苦しいし・・・・。
このときは課題を息継ぎとしていた。
むやみに頭を上げない。(その分下半身が沈むから)
とにかくしっかりと息を吐くことができるように集中していた。(ちゃんと息を吸う為に)

10月16日
距離を250mに更新。
この頃からプールに通う頻度を1週間に2日に減らした。
泳ぐ時間は1回あたり50分。1時間に1回10分の休憩が入るので1時間の券で入って最大で50分泳げる。
この時点で一日一時間での総距離は800mくらいで総距離ですら1kmは泳げなかった。
あまりに息継ぎが苦しいので2ストロークで1回だった息継ぎを左右で息継ぎできるようにして1,5ストロークに1回にするようにし始めた。
また、体に偏りを作らないためにも左右呼吸できることは良いと思われた。
200mという距離は1時間で2,3本泳げるようになってきたが、翌日は筋肉痛になっていた。

10月24日
連続距離を400mに更新
かなりの達成感
泳ぐ前より時計が10分くらい進んでいることに新鮮な感じがあった。
この辺から息をちゃんと吐けるようになってきたと思う。
今年中には1km泳げるようになろうと目標を決めた。
この時はすごい筋肉痛になり、3日くらい残ったような気がする。

11月9日
連続距離を500mに更新
この辺りからあまり筋肉痛にならなくなってきた。
必要な筋肉がついてきたのだろう。
1日1時間の水泳で総距離が1kmを越えるようになってくる。

11月13日
連続距離を800mに更新。
まだ泳げたが体幹を維持する力が弱く、フォームが崩れてきて推進力がなくなっているのが感じられたので途中で辞めた。
フォームが崩れたままやっても悪影響があるだけなのでこういう時は思い切ってやめた方が良いと思う。
フォームが悪くなるあたりまで泳いで、超回復を利用して筋肉をつけていけば絶対に1kmにいける、ということを400mに到達したあたりから確信していた。
超回復をうまく使うとぐんぐん強くなるのはランニングで経験していたので確信をもって練習したので結構楽しかった。

11月17日
遂に1000mに到達!
ものすごい達成感!
泳ぎきった後は顔が熱くなっていた。
完全にランニングの時の脂肪燃焼モードといっしょだ。
しかも25分という時間泳いでいた。
3ヵ月半でここまでこれたかぁぁぁ・・・・と感慨にふける。
これで来年は海で泳げるかも。
ここまでくれば今度は距離をさらに延ばすことはもちろん目指すのだが、フォームをより効率的なものにしてより楽に泳げるようになることを最大の課題としたい。
楽に泳げないと海で魚や珊瑚や海の青さや太陽や空を楽しめないから。
もちろん、より楽に泳ぐことは距離も延ばしてくれるし。


とりあえず大きな節目である1kmを泳ぐことができた。
思っていたよりも早かった。
今思い描いている個人的な水泳の形は・・・・
浜から2~3km先の無人島に泳いで渡り、島で山を走ったりして楽しむこと。
そんな最高の休暇を過ごしたい。
競技にも多少興味はあるけど、無人島>オープンウォータースイミング>トライアスロン ですね。
これで大好きな趣味をさらに膨らませることができると思います。
バックパッカー+ランニング+登山+水泳

少しずつ自分の力を信じて形になっていくのは非常に楽しいものがありますね。
これからもスポーツだけでなく、色々なものに挑戦していきたいです。
でも、スポーツの何が楽しいって体を動かして達成感を得るだけでなく、知的欲求も満たしてくれるところですね。
体を動かすというのは頭も使うっていうことなんですよね。
これは中学生や高校生の時にはなかった感覚です。
頭は使ってはいたのでしょうが、ちょっと違うんですよね。
やっているスポーツそのものだけでなく、時間を効率的に使っていかに短時間で練習しようかとか、やっているスポーツがいかに精神的に良い影響を与えているか考えたり、健康面からみてもどんな良い影響があるか考えたり、もちろん悪影響・ディメリットについても考えます。
もうありとあらゆることを考えていることに気付くんです。

ということでこれからは頻度は低いと思いますが水泳ネタも出てくることと思います。
まずは大好きなヴェトナムのニャチャンで泳ぎたいと思っています。


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