Vietnam Moutain Marathon2018 100km(VMM/ベトナムマウンテンマラソン)に参加 [トレイルラン]
スポンサーリンク
ベトナムのサパで開催されたVietnam Mountain Marathonに参加してきました。
10日間の日程で前半はダナンから入って、ゆっくりと過ごしました。
列車でハノイまで移動し、ハノイからはバスで移動です。
ベトナムには何度か来たことがあるのである程度、土地勘はありますが、今回のサパは初めてです。
避暑地として有名で実際かなり過ごしやすいです。
気温は20℃前後で湿度も50%前後といったところ。
ただし、日差しは強いです。
結果から言うと今回は完走できませんでした。
80km地点の関門で関門時刻に間に合わず。
時間をあまり気にしていなかったのと日中が思った以上に暑くて熱中症になりそうでした。
スタートはPM22:00
気温は18℃くらい
ただし、サパの街からバスでスタート地点まで行くのですが、途中で検問が実施されていた影響で40分遅れでのスタート。
関門も全て40分スライド。
スタート地点までのバスですが距離は30kmほどなのですが1時間かかります。
かなり道が悪いです。
車酔いに弱い方は要注意です。
序盤は普通の道路が続きます。
といっても舗装されていてもガタガタだったり、未舗装だったりで「トレイル」になっています(笑
朝方近くまでそういった道が続いたのでこれがベトナムのトレイルランかなぁと感じ始めていました。
日が昇るころ、少数民族の村に入りました。
ここが最も面白かった区間です。
川の渓谷に沿って村が形成されています。
どこまでも続く棚田、水牛、稲刈り中のモン族の人々、鶏、豚、人間の子供と様々な生物が前を横切り、時には並走します。
この区間は村の生活道路をひたすら走りますが、舗装はされているのですが道が極度に狭いです。
車はもちろん通れない広さですがバイクは頻繁に往来します。
危なくて走ってはすれ違えないのでいちいち止まったり避けたりします。
おまけにアップダウンが激しく、ずっとうねってます。
太陽が上がってくると暑さも加わってきて途中からかなりの距離を歩いてしまいました。
走れば走れるのですが、バイクやうねりや暑さでなかなか走るリズムをつかめませんでした。
それにいちいと村の風景が素敵で写真や動画を撮る機会も多く余計にリズムが狂います。
ようやく村を抜けるころには太陽が真上にきて、かなりの暑さ。
村は抜けたけど、今度は田園が広がる中に出て日陰がなく、フラフラになってきました。
この時点で熱中症になりそうで平坦で走りやすい道で足も余力が充分にもかかわらず、全く走れません。
風景だけは素晴らしいのですが。
台湾のUltraMaokongの猛暑を思い出します。
なんとか3箇所目のエイドに到着。
かなりぐったりなのでスイカやバナナをいっぱい食べながら座って回復を待ちます。
気温自体は30℃には達していない感じなのですけどね。
15分くらい座っていたと思います。
関門時刻のことなど何も考えていませんでした。
というか一応、100km24時間って結構厳しいな、でも登り累計は4000mくらいだしと思って甘く見ていました。
後からエイドに入ってきたおじさんに時間危ないからプッシュプッシュ!!と発破をかけられました。
そう言われてから初めて気づきました。
確かに危ない!
今すぐでないと危ないよという話でした。
うん、確かに危ない!
そういえば入ってきた時もスタッフが少し急かしていた気もする・・・
チェックポイントに入る時は手書きでサインするのですが早く早くみたいなこと言ってたんですよね・・・今思えば・・・
そこで気が付いていれば割とまだ余裕はあったはずなのですが。
で、そこでようやく再び次のエイドに向けて歩き出します。
次の区間も日陰のない暑い中でしたが、時間に追われるのは嫌だけど、ここで終わるのも早すぎて嫌だと思って頑張って走りました。
速度はかなりゆっくりですが、さきほどまでの細かなうねりではなく大きく登りが続く区間だったので遅くても一度ペースに乗ればほとんど最後まで走ることができました。
お陰で次のエイドにはぎりぎり間に合いました。
コースの最高地点1750m付近です。
さすがにここまでくると涼しい。
最高地点ではありますが、大きな道も通っていて大型バスもいっぱい走る道を走ってきました。
ぎりぎりとはいっても15分くらいの余裕はあったのでインスタントのフォーなんかも提供されていたので頂きました。
今振り返るとここでも随分呑気なことをしていたものです(笑
エイドでゆっくりと食べ物を食べるのが楽しみと化してしまっているのでどの大会でもそういう行動をしてしまうんですよね。
時間を気にせず、エイドで食べたいものをとことん食べるって楽しいんですもん・・・
次の区間は下り基調ですが、今度はドロドロ・・・
すごい泥道で思い切り突っ込むと足が抜けない(笑
ようやく抜けて少し走りやすい林道のような少し広めのトレイルを走りますが、今度は眠気・・・
あまりに眠くて歩きがはいり、しまいには我慢できなくて少し道端で眠りました。
何回かウトウトしましたが合計で5分くらいなものでしょう。
なんだかんだで次のエイドに到着。
次の区間は6,5kmと距離も短く1時間ほど時間もあるので我慢して走っていけば間に合うと思って出ます。
ところが・・・大理石のような岩だらけでその岩が波うつような道になり、とてもとても走りにくい。
というか走れない。
そうこうしているうちにこれまた歩きにくいほそーい畦道になりました。
ここも走れそうで走れない。
諦めて歩き。
こんなのが続くのでは1時間では無理だなと思い、ここで心が折れました。
まだ残り30分くらいはあったと思いますが、半分も進んでいない。
これではだめだなぁと思ってしまったのがいけませんね。
この区間、走りにくい部分を抜ければあとは最後まで走れる道でした。
時間的に厳しかったのは間違いないですが、最後まで我慢して走ればもしかしたらぎりぎり行けたかもしれません。
ただし、心が折れたのはその後も2つ関門があってこのあと20kmに渡って時間に追われ続けて走るのは嫌だなと思ったのも原因だと思います。
ということで結果は少しすっきりしないものがありますが、とても魅力的で楽しいコースでした。
もう一度来年挑戦してみたい気持ちがありますが他の予定次第のところがありますね。
だめだったら再来年でもいいので最後まで走りたいです。
この大会はお勧めです。
関門は少し厳しめですが、ベトナムがつまっていてとても魅力的です。
コースマーキングもわかりやすいです。
ただし、夜間だけは少しわかりにくかったです。
通常、夜間に通過する部分は反射材のついたマーキングにするのですが、ちょっと目立ちにくかったです。
あと分岐に人が立っている場合も結構あるので迷いにくいようにはなっています。
ハノイからのアクセスも良好です。
私はハノイからサパまではSAPA EXPRESSというバスを使用しましたが、
ネットからの予約ができますし、ハノイの宿が多く集まるハノイ駅やホアン・キエム湖の近くから出発するので便利です。
また、バスもフルフラットになるような座席なのでゆっくりできます。
今回は怪我無く楽しく未完走! でしたが、怪我なく楽しくが達成されているので充分です!
今回の旅の費用
飛行機 成田-ダナン52000円 (セール価格。今回はダナンでゆっくりしましたがハノイ便ならもう少し安い)
エントリー 約20000円
サパの宿 1泊約1800円 (広い個室)
10日間の日程で前半はダナンから入って、ゆっくりと過ごしました。
列車でハノイまで移動し、ハノイからはバスで移動です。
ベトナムには何度か来たことがあるのである程度、土地勘はありますが、今回のサパは初めてです。
避暑地として有名で実際かなり過ごしやすいです。
気温は20℃前後で湿度も50%前後といったところ。
ただし、日差しは強いです。
結果から言うと今回は完走できませんでした。
80km地点の関門で関門時刻に間に合わず。
時間をあまり気にしていなかったのと日中が思った以上に暑くて熱中症になりそうでした。
スタートはPM22:00
気温は18℃くらい
ただし、サパの街からバスでスタート地点まで行くのですが、途中で検問が実施されていた影響で40分遅れでのスタート。
関門も全て40分スライド。
スタート地点までのバスですが距離は30kmほどなのですが1時間かかります。
かなり道が悪いです。
車酔いに弱い方は要注意です。
序盤は普通の道路が続きます。
といっても舗装されていてもガタガタだったり、未舗装だったりで「トレイル」になっています(笑
朝方近くまでそういった道が続いたのでこれがベトナムのトレイルランかなぁと感じ始めていました。
日が昇るころ、少数民族の村に入りました。
ここが最も面白かった区間です。
川の渓谷に沿って村が形成されています。
どこまでも続く棚田、水牛、稲刈り中のモン族の人々、鶏、豚、人間の子供と様々な生物が前を横切り、時には並走します。
この区間は村の生活道路をひたすら走りますが、舗装はされているのですが道が極度に狭いです。
車はもちろん通れない広さですがバイクは頻繁に往来します。
危なくて走ってはすれ違えないのでいちいち止まったり避けたりします。
おまけにアップダウンが激しく、ずっとうねってます。
太陽が上がってくると暑さも加わってきて途中からかなりの距離を歩いてしまいました。
走れば走れるのですが、バイクやうねりや暑さでなかなか走るリズムをつかめませんでした。
それにいちいと村の風景が素敵で写真や動画を撮る機会も多く余計にリズムが狂います。
ようやく村を抜けるころには太陽が真上にきて、かなりの暑さ。
村は抜けたけど、今度は田園が広がる中に出て日陰がなく、フラフラになってきました。
この時点で熱中症になりそうで平坦で走りやすい道で足も余力が充分にもかかわらず、全く走れません。
風景だけは素晴らしいのですが。
台湾のUltraMaokongの猛暑を思い出します。
なんとか3箇所目のエイドに到着。
かなりぐったりなのでスイカやバナナをいっぱい食べながら座って回復を待ちます。
気温自体は30℃には達していない感じなのですけどね。
15分くらい座っていたと思います。
関門時刻のことなど何も考えていませんでした。
というか一応、100km24時間って結構厳しいな、でも登り累計は4000mくらいだしと思って甘く見ていました。
後からエイドに入ってきたおじさんに時間危ないからプッシュプッシュ!!と発破をかけられました。
そう言われてから初めて気づきました。
確かに危ない!
今すぐでないと危ないよという話でした。
うん、確かに危ない!
そういえば入ってきた時もスタッフが少し急かしていた気もする・・・
チェックポイントに入る時は手書きでサインするのですが早く早くみたいなこと言ってたんですよね・・・今思えば・・・
そこで気が付いていれば割とまだ余裕はあったはずなのですが。
で、そこでようやく再び次のエイドに向けて歩き出します。
次の区間も日陰のない暑い中でしたが、時間に追われるのは嫌だけど、ここで終わるのも早すぎて嫌だと思って頑張って走りました。
速度はかなりゆっくりですが、さきほどまでの細かなうねりではなく大きく登りが続く区間だったので遅くても一度ペースに乗ればほとんど最後まで走ることができました。
お陰で次のエイドにはぎりぎり間に合いました。
コースの最高地点1750m付近です。
さすがにここまでくると涼しい。
最高地点ではありますが、大きな道も通っていて大型バスもいっぱい走る道を走ってきました。
ぎりぎりとはいっても15分くらいの余裕はあったのでインスタントのフォーなんかも提供されていたので頂きました。
今振り返るとここでも随分呑気なことをしていたものです(笑
エイドでゆっくりと食べ物を食べるのが楽しみと化してしまっているのでどの大会でもそういう行動をしてしまうんですよね。
時間を気にせず、エイドで食べたいものをとことん食べるって楽しいんですもん・・・
次の区間は下り基調ですが、今度はドロドロ・・・
すごい泥道で思い切り突っ込むと足が抜けない(笑
ようやく抜けて少し走りやすい林道のような少し広めのトレイルを走りますが、今度は眠気・・・
あまりに眠くて歩きがはいり、しまいには我慢できなくて少し道端で眠りました。
何回かウトウトしましたが合計で5分くらいなものでしょう。
なんだかんだで次のエイドに到着。
次の区間は6,5kmと距離も短く1時間ほど時間もあるので我慢して走っていけば間に合うと思って出ます。
ところが・・・大理石のような岩だらけでその岩が波うつような道になり、とてもとても走りにくい。
というか走れない。
そうこうしているうちにこれまた歩きにくいほそーい畦道になりました。
ここも走れそうで走れない。
諦めて歩き。
こんなのが続くのでは1時間では無理だなと思い、ここで心が折れました。
まだ残り30分くらいはあったと思いますが、半分も進んでいない。
これではだめだなぁと思ってしまったのがいけませんね。
この区間、走りにくい部分を抜ければあとは最後まで走れる道でした。
時間的に厳しかったのは間違いないですが、最後まで我慢して走ればもしかしたらぎりぎり行けたかもしれません。
ただし、心が折れたのはその後も2つ関門があってこのあと20kmに渡って時間に追われ続けて走るのは嫌だなと思ったのも原因だと思います。
ということで結果は少しすっきりしないものがありますが、とても魅力的で楽しいコースでした。
もう一度来年挑戦してみたい気持ちがありますが他の予定次第のところがありますね。
だめだったら再来年でもいいので最後まで走りたいです。
この大会はお勧めです。
関門は少し厳しめですが、ベトナムがつまっていてとても魅力的です。
コースマーキングもわかりやすいです。
ただし、夜間だけは少しわかりにくかったです。
通常、夜間に通過する部分は反射材のついたマーキングにするのですが、ちょっと目立ちにくかったです。
あと分岐に人が立っている場合も結構あるので迷いにくいようにはなっています。
ハノイからのアクセスも良好です。
私はハノイからサパまではSAPA EXPRESSというバスを使用しましたが、
ネットからの予約ができますし、ハノイの宿が多く集まるハノイ駅やホアン・キエム湖の近くから出発するので便利です。
また、バスもフルフラットになるような座席なのでゆっくりできます。
今回は怪我無く楽しく未完走! でしたが、怪我なく楽しくが達成されているので充分です!
今回の旅の費用
飛行機 成田-ダナン52000円 (セール価格。今回はダナンでゆっくりしましたがハノイ便ならもう少し安い)
エントリー 約20000円
サパの宿 1泊約1800円 (広い個室)
2018-10-20 21:20
nice!(0)
コメント(7)
2019年のVMMに挑戦しようかと思案中です。
詳しく体験を記載いただいていてとても参考になりました!
参加したい気分がどんどん高まっています。
サパの宿からスタート地点およびゴール地点からサパ中心部までの移動はどうされましたか?大会のシャトルバスみたいなのが出たのでしょうか?
教えていただけると嬉しいです。
by おおた (2019-02-20 00:17)
おおたさん
コメントありがとうございます。
返事が遅くなってしまいました。
サパは割とコンパクトな街です。
宿も中心部周辺にたくさんあります。
ロープウェイの駅が中心部にありますがそこから半径1km以内に宿をとれば問題ないです。
シャトルバスはあります。
予約等は不要です。
中心部に教会がありますがそこから発車します。
シャトルバスはどんどん乗らないと次々に発車していくのでご注意ください。
シャトルバスは確か20時くらいに発車しますが、宿から発車場所までは徒歩で行きますがかなり安全な街ですし、夜でも人が多く出ていますので治安の心配はありません。
by sho (2019-03-29 11:27)
Source:
- https://paydaymaster.website/ssylka-kramp-v-telege.html
ссылка крамп в телеге
by Craigdaush (2023-09-14 13:45)
Source:
- https://cscxjdwx.com/spisok-oficialnyh-zerkal-kraken.html
список официальных зеркал kraken
by Carlosloyak (2023-09-15 20:35)
Source:
<a href=https://vk22-at.com/kraken-onion.html>кракен онион</a>
кракен онион
by Billywen (2023-09-19 22:45)
Source:
- https://tochkag.org/kraken-torgovaja-ploschadka-darknet.html
кракен торговая площадка даркнет
by Georgepoony (2023-09-21 06:02)
Source:
- <a href=https://logopedprofiportalconference.ru/kraken-ssylka-tor-2krn-cc.html>kraken ссылка tor 2krn.cc</a>
kraken ссылка tor 2krn.cc
by Timothyorils (2023-09-27 04:57)