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香港 TransLantau2018 100kmを走ってきた! [ランニング登山]



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2018年3月2日にスタートする、香港のランタオ島で開催されたTransLantau 2018の100km部門に参加してきました。

事前情報は少ないですが、いくつか香港で開催されている長距離の大会の中で最もトレイル率が高そうなものを選びました。
英国領時代から整備されているだけあって確かによく整備された山道でした。

金曜日のお昼に香港に入って同じ日の23:30にスタートです。
特に前日入りするような日程でもないので入るのを当日にしました。
といっても羽田空港からの飛行機が早朝6時台の飛行機だったので木曜日の夜に空港に行って寝たので楽とはいえない工程でした。
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ところで今回の香港はトラブルの連続でとても良い経験ができました。
香港到着後、海外でいつもするようにクレジットカードのキャッシングで現地通貨を引き出そうとATMで操作します。
と、カードが弾かれてしまいます。
他の銀行のATMでも試してみますが同様にだめです。
私はメインで楽天カードを使用しているのですが、この日はなんとシステムトラブルでカード決済、キャッシング等が使えないことが判明。
一瞬頭が真っ白になりました。
なにせ現金をほとんど所持しておらず日本円の7000円のみ!
これは困った・・・
とりあえず6000円を香港ドルに両替440HKDを確保
交通ICカードのオクトパスカードは既にネットで購入済で現地で受け取るだけですが、チャージが50HKDからの為、泣く泣く50HKDを消費。
あとは現地4泊のうち前半の2泊は現金のみの支払いの為、これで300HKDを消費で残りはなんと90HKD(約1300円)。
でも、とりあえずこれでスタート地点までたどり着く算段はつきました。
走っている間に復旧することを祈るしかありません。
走る時間の予想は24時間なのでその間はエイドの食事や飲み物があるので凌げそうです。
ということでずっとお金の心配しながら走ることに・・・。

会場には船でいき、スタート3時間前に到着。
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会場も空いていて受付も簡単に終了。
気温20℃くらいあって暖かいので近くのベンチで横になって体力を温存します。
ちなみにお金がないので空港に到着してから12時間ほどほとんど何も食べていない状態。
仕方ないので最初のエイドまでゆっくり行ってハンガーノックだけはならないようにして、エイドでいっぱい食べて食いつなぐ作戦です。


会場には集まったのは600人くらいでしょうか
23:30にスタート
とにかくゆっくり入ります。
と、ヘッドライトがつかない!
これは焦りました。
宿についてからも点灯は確認していたので何も疑っていませんでした。
一応ルールもあるし、予備のライトは持っていましたができれば使いたくないライトなんですよね。
わずかに下に漏れる光があって長時間使ってると目が痛くなるし、ちょっとメインのライトに比べると暗いので。
どうやら断線のよう。
手でコード部分を握り締めながらだと点灯できることがわかったのでとりあえず手で持って進みます。
これは次のエイドで再度ライトの確認をしてだめならリタイアしようと思いました。
最初のほうは道が舗装されたところだったのでとりあえず最初のエイドまではなんとか到着。

が、チェックしていなかった自分が悪いのですが最初のエイドには飲み物のみ。
といっても水も買えなかったので、がっかりしながらも水をたっぷり詰め込みます。
暑いので水も死活問題
続いてライトを確認
ライトの電池ボックスや電池接触部分を念入りに確認
特に見える部分の異常はない。
やはりコード部分のようです。
点灯できる握り方を探り、再度点灯

次のエイドは19km
もうお金と食べ物のことしか考えられない状態(笑
あまりコースのことも覚えていません。
これはいけませんね
いつも念頭においている楽しく怪我なく完走
さすがに今回は楽しくが半減しています。
が、仕方ありません。まずは生存しなければ・・・

思いの外、空腹感は感じずになんとかCP2に到着
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ここまではあまりアップダウンもなかったので助かりました。
片っ端から食べます。オレンジ、サラミ、ピーナッツジャムやラズベリージャムのサンドイッチ
あまりいっぱい食べられないので各CPごとに区切って考えて、これだけ食べられれば10kmは走れるなという感じでCPごとに食べていきます。
ただし、お腹が常に満たされた状態で走ることになるので全体的にあまり頑張ってスピードを上げないようにはしました。
気持ち悪くなったりしたらもう回復不能になることも考えられ、これ以上は負担を増やせません。
ここで食べ物を食べられたことで食べ物の心配は消えました。
一応、心配なのでエナジージェルもいくつかもらって、スニッカーズもあったのでこれも一掴みもらっていきます。

ここまでまだ真っ暗です。
CP2(19km)で確か5時は過ぎていたと思います。
日の出が6:40くらい
6時になれば少し明るくなるかと思っていましたが直前まで真っ暗でした。
そういえばトイレですが、台湾も同様でしたが主催者で設置しているトイレはありません。
高低図にはトイレマークがありますが、これらは全て途中にある公共のトイレです。
しかも山の中のものなので綺麗ではありません。

CP3に向かう途中でようやく明るくなり始め、手に持つ状態のライトから開放されます。
ここから12時間くらいはライトの心配はしないで済みます。
ただ、間違いなく日中にはゴールできないので日が沈む前につく最後のエイドで再度点灯できるか確認できなければリタイアすることを決めて食料に続いて2つ目の心配事であるライトのことを頭から消すことができました。
あとはお金のことだけ(笑
これは結局最後まで頭から離れませんでしたね・・・。

CP3(30km)を超えて最大の高低差であるLantauPeakを超えていきます。
高度こそ934mと低いのですが、ほぼ0m地点まで下ってからの登り返しなので一気に900m登ります。
天候は気温こそ高いですが、霧が発生しており見通しがかなり悪いです。
島っぽい天候のようですね。
島の山は風、霧の状態がかなり多いです。
香港はいくつかの島で構成されていますが、どれも大きくしかも世界的に見て大都会なのであまり島を意識することはなかったですが、山の上では島を感じます。
最初はかなり容易な路面の山道でしたが、このあたりに来ると普通の登山道。
風が強いのと潮風の影響なのか植物の背丈は低く、そういう意味では進みやすいです。
ただし、岩がかなりごろごろとしていて総合的には割と歩きづらい部類かもしれません。
ビブラム香港は階段が非常に多いと聞きますが、こちらも階段は多いものの観光客の多い山道に多いだけで、それ以外はあまり階段はありませんでした。
個人的には階段は少ないほうが良かったので助かります。
階段は下りの衝撃が強いので好きではないです。

途中で装備チェックもありました。
この時はサバイバルブランケットと携帯電話
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水牛さんもいます。
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最大のピークを超えて海へ向かって落ちていきます。
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登った900mを下るのでなかなか膝への負担が大きいです。
最後のほうは段差の大きな階段がひたすら続くので時々止まって疲労を開放しつつ下ります。
ちなみに登りの方はきつくて止まって休むことは一度もありませんでした。
それなりにきついとは思いますが体感ではせいぜい10%くらいの斜度。
途中、Ngon Pingというところで高層ビルを背にロープウェイの駅に向かって登る階段だけはかなりの斜度でしたが30分もあれば攻略できるので力まかせに上り切れます。
比較的登りの方が強いのもありますが、あまり心配する必要はないと思います。

海が見えると一気に爽快なコースになります。
この頃には高度が下がっていることもあり、天候も晴れ
気温も25度を超えていると思います。

CP6のある港町(TAIO 57km)のようなところまで降りていきます。
ここは香港の外れで離島の雰囲気がします。
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都会の香港が嘘のような静けさです。
学校にCPが設置されており、大きなトイレもあり顔洗ったりしてリフレッシュします。
この頃になるとCPの食事も豊富でカップラーメンも毎エイドあるのでここでも2杯、サンドイッチやその他もいっぱい食べておきます。
かなり暑かったので日陰でゆっくりしていました。
この辺のコースは集落の間を縫うように設定されており、ちょっと興味深いコースでした。
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観光客はちらほらいるのですが、あまり多くの人が訪れる場所ではなさそうです。
こういうところにもいけるのがこうした大会の魅力の1つだと感じます。

この辺りは対岸に空港がある場所でその海辺をひたすら進みます。
平坦なハイキング用の道なので走って時間を稼ぎたいところですが暑くてそれどころではなかったです。
こういうところ頑張れば1時間くらいすぐに縮まるんですけどね。

再び登山道の入り口。
ここからは急登なのはすぐにわかったのであまり躊躇わずにすぐに登りにかかります。
何人かは入り口で登りに備えてなのか休んでいましたね。
ここは上空をロープウェイが走っています。
物好きだけがその下にある階段を登ります(笑
割と一般のお客さんもいました。
上空からはロープウェイの中から漏れる笑い声などが聞こえてきます。
ここは日陰もなく、斜度もきつく、階段の段差もきついので途中で多くの選手が小休止していました。
私は比較的余裕があったので止まらずにしかも背後の山に囲まれた高層ビルに海という香港にしかないような景色を楽しみながら登ることができました。

この辺では心配事がお金だけになって精神的な余裕も生まれていたので景色を楽しんでそれを記憶できる状態になっていたのは幸いです。
ここはまさに階段地獄
徹頭徹尾階段
尾根筋に到着した後も階段
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たぶん1000段はあると思います。

CP8(87.5km)にまだ明るいうちに到着
ここでライトの調子を再度確認して進むか止めるか決めます。
既に予備電池に入れ替えてあるのでこれがきれれば予備のライトを使うしかありません。
ここで点灯しやすい握り方をマスターできたので進むことを決意
ここでもカップラーメンやらサンドイッチでお腹を満たします。
この頃になるとちょっと補給が追いつかなくなってきている印象で食べているのに空腹感が出てきました。

いよいよ最後のSUNSET PEAKへ向かいます。
500mほどの一気に登ります。
ここは前半で登ったLantauPeakやその他の山と非常に似た感じで同じ山を登っている感じでした。
また霧が濃くなってきて風も強くなってきます。雨も少しですが降ってきました。
下界はかなり暖かく、標高も800m前後しかないのになかなか厳しい状況でした。
登りはまだまだ元気。

登り切った後、ぐるっと回りこみますが開けているところがいくつかあって既に暗闇になっており、かつ霧の中では迷う危険がありそうです。
ここでのマーキングはLEDライトが設置されていますが、それでも濃霧なので注意する必要がありました。
ようやく下りに差し掛かり、なんとか完走が見えてきました。
ここら辺はものすごく眠くなり、ある程度の集団で進んでいたのですが意図的に離れました。
異国の山中で霧と暗闇の中で不安になりますが、ついていくとあまり考えなくて良いので余計に眠くなるんですよね。
で、一人になっても眠かったのですけどね(笑
なので一人になったので大声で歌いながら進みました。
多少は違いますが眠い・・・
段々下りの斜度がきつくなってきていよいよ下界を感じます。
階段に変わり、温存したお陰で下りの足もまだまだ残っているようなので走って勢いよくいきます。
先行させた集団は階段の下りがかなりきつい状態になっているようで蟹歩きになっている人多数。

最後のエイドに到着
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この時も雨、風、霧でエイドでは低体温症と思われる人が担架でサバイバルブランケットでぐるぐる巻きにされていました。
最後のエイドなのでゆっくり味わって滞在したかったですが、風を避けるところがなく身体が冷える一方なので残念ですが早めに出発。
雨具に着替えるのがよさそうですが、森の中に入ると雨にあまり濡れずに風も弱くなるので返って暑すぎるんですよね。
この辺は香港の天候を考えて行動する必要がある場面だと思いました。

最後の最後まで未舗装のトレイルがコースに設定されています。
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静かな誰もいない斜面から静かなランタオ島を見下ろす瞬間、この大会を一番味わえた瞬間かもしれません。
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中心部の華やかさとは無縁な静かな香港
この大会は一般的にイメージする香港とは全く違う魅力の香港を感じられるものだと思います。

25時間23分かけて完走することができました。
今回も怪我なく楽しく(いつもより50%減)完走!


旅の経費
エントリー費用 1680HKD(約23000円。終了後に返金されるGPSデポジット300HKD含む)
飛行機 羽田-香港往復 17000円弱 (香港エクスプレス金曜日早朝羽田発、水曜日早朝羽田着)
宿 前半2泊(ほぼ荷物置き場の為ドミトリー 300HKD) 後半2泊 418HKD(個室バストイレ付の快適な個室部屋。香港島中心部。ただし窓なし)
香港内のアクセス 空港から宿はバス 宿から会場までの地下鉄と船 全て往復で約100HKD(約1400円)

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パノラマ 6.JPGパノラマ 7.JPG


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共通テーマ:スポーツ

~coast to coast~ 房総半島横断 2017 [ランニング登山]



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2017年12月17日日曜日

千葉県の房総半島で開催された~coast to coast~ 房総半島横断2017 に参加してきました。
距離は68km
去年に参加した伊豆トレイルジャーニーは伊豆半島を縦断する形で非常に楽しいコースですが、今度は房総半島を横断です。
高低差は少なく、気温も伊豆に比べると温暖。
行ってみたかった鋸山もコースに含まれていて、半島を横断するというのも気に入り、面白そうだと思って参加しました。
太平洋に面した海岸からスタートし、東京湾に面した港をゴールにするというかなり面白そうな設定じゃないでしょうか。

早朝6時に安房小湊の内浦海水浴場からスタートのため、前泊しました。
受付は前日と当日もあります。
エントリー費用16000円
私はゆっくりと前日受付。
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宿泊はHPで紹介されていた、内浦山県民の森・森の宿せせらぎに泊まりました。
1泊夕食付で5800円 5,6人の相部屋です。
今年度大学を卒業するという方といっしょになり、色々お話できて面白かったです。
若い人の少ないスポーツなので楽しさを広めて欲しいですね。

当日は房総半島にしてはかなり冷え込んでいたようです。
氷点下ではありませんが5℃前後。
前日はかなりの強風でしたが、風はだいぶ弱まりました。
晴れで天候は申し分ありません。
宿は朝食なし(夕食はあり)でしたが、スタート会場近くには2件のコンビニがあるので問題ありません。
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お坊さんにお経を唱えていただき、いよいよスタート。
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台風の影響でコースが代わり、スタート直後の数kmは舗装路を走ります。
結構長かったですね。
漁港を抜けて山の上まで舗装路で上りました。
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最初のエイドまでは完全に舗装路でその少し先から林道に入ります。
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基本的に今回のコースは林道が大半でずっと走れます。
渋滞もありません。
非常に快適なコースです。
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山道も少しありますが、ここも退屈せずに朝日の木漏れ日に感嘆しながら楽しく走れます。
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ただひたすらにゆっくりペースで走り続けます。
林道ばかりとっていも房総特有の岩盤の切り通しなどあり、飽きずに走れます。
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68kmといってもかなり長いのでエイドは急いで通過せずにゆっくりしました。
どこも5分くらいはいたように思います。
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中間地点では10分くらい。
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台湾の100km、沖縄での高速レースと連戦で続けて走ってきているので無理はしません。
そうでなくても今年はこれらの他にオーストラリアでの100kmやスパトレイル、台湾の厳しかった50kmなど自覚できない疲労が怪我の元が蓄積している可能性があります。
怪我なくて楽しく完走できないと意味がないですからね。


あまり知名度の高くない大会ですがたまに道端で私設エイド出して頂いているおうちやおばあちゃんが応援していてくれたりします。
こういうのが何気に楽しいです。
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そしてまた林道をひた走ります。
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そうするとこの先にいかにも何かが待ち受けていそうな道が・・・。
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抜けるとそこは鋸山の採石場!
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奥多摩でも遠めに見ることはありますが、ここはそのど真ん中を走ることができます。
新島でも同じように採石場を走ることができますが、ここは規模も大きくて最高です。
あちこち走ってみたくなりますが体力的にも時間的にも厳しいので素直にコースを走ります。
最高に気持ちよく走れます。
叫びだしたくなるようなコースです。
走っていくと途中で目指す東京湾が姿を現します。
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ついにつながる~~! 気分も揚がります。
後半盛り上がるコース。
最後のエイド
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この鋸山、今きた採石場部分もすごいですが東京湾側はくり貫かれて、まるで廃墟のようになっているところがたくさんあって興奮してきます。
1つ1つ入ってみたいところですが・・・。
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ここを抜けると東京湾はすぐそこに見え、ひたすら下っていくだけ。
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なのですが、こちら側の山道は土ではなく、岩になっていて非常に走りにくい・・
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ゴツゴツの岩ではなく、波のうねりのように滑らかな岩になっているので疲れている体で走ると捻挫しそうです。
なんとか街へ降りてきました。
街に降りてきてから意外と距離があり、3km以上走ります。
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最後は東京湾フェリーの発着する金谷港がゴールです。
ちょうどフェリーが到着したところで接岸と同時に私もゴールしました。
およそ9時間の半島横断の旅でした。
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帰りはそのままフェリーを利用して久里浜港に渡ってから帰宅しました。
この月はこの東京湾フェリー、沖縄での伊江島へのフェリー、式根島へのいつもの東海汽船のさるびあ丸と3つの船に乗ることができたのも楽しかったです。

年末イベントの1つとして、また参加してみたい大会ですが最近12月ってトレイルランの面白そうな大会がすごく多いんですよね。
10月から12月あたりは以前に比べて増えているような気がします。
しかも面白そうなものが多い。
以前は夏を中心に活発になるスポーツでしたが、天候が安定する時期や一般の人が少ない時期、観光の人が少なくなる時期の観光地などで開催される傾向ですね。
激しいスポーツなので多少気温が低い時のほうがちょうど良いこともありますから余計でしょうね。
それなのでまだ走ったことのない地域で面白そうなのが見つからない場合は房総半島横断か伊豆トレイルジャーニーかってことになりそうです。
お手軽さでは房総半島 すこし手ごたえのあるコースなら伊豆、ですかね。

今回も怪我なくて楽しく完走できて感謝です。
次回は2月に沖縄の渡嘉敷島で開催されるハーフマラソンにエントリーしています。




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国頭村トレイルラン [ランニング登山]



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2017年12月9日
沖縄県の国頭村で開催された国頭村トレイルランに参加してきました。
初めての沖縄になります。

会場は沖縄本島の北端に近いところ。
ここはほぼレンタカーが必須です。
大会側が用意してくれる空港間の送迎バス(有料)もあります。
私はレンタカーを借りました。
楽天トラベルのスーパーセールで4泊5日4000円とかなりのお買い得
ちなみに宿は会場まで車で1時間ほどの今帰仁村(なきじんむら)というところにゲストハウスを借りましたが、沖縄の1軒屋で1日2400円とこちらも激安。

ウォークの部(8.6km)、12kmの部、19kmの部に分かれていて19kmに参加。
スタートは12時とのんびりしてとても良いです。
当日の天候は曇りで時々雨がパラパラと降りましたが濡れるほどの雨ではありませんでした。
気温は17℃くらいで、沖縄としてはかなり寒いようでした。
エントリー料金 6500円
2018/12/9 土曜日開催

会場につくと思いの外、多くの人がいて驚きました。
それもそのはず、参加人数は特に意識していなかったのですが参加者数は定員で考えると全てのコース合計で約1500人。
定員に達していなくても1000人は参加したでしょう。
会場でナンバーカード等を受け取り、ゆっくりとスタート時刻を待ちます。
珍しく短距離なので今回はウエストバックのみの軽装備です。
水とカメラ。
服装は短パンと半袖。

12時になり、スタート。
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どんなコースかほとんどわからないですが距離の割りに参加者が多いので渋滞を避けるために最初は飛ばします。
しばらくは広めの遊歩道の階段を登ったり降りたりを繰り返します。
ここは頑張って全部走って、できるだけ前に出ます。
段々と沖縄の森っぽさが出てきます。
いつもなら写真をいっぱい撮るのですが飛ばしていていつになくきついので写真はかなり少なめ。
途中でクロスカントリーのコースも出てきてコースがめまぐるしく変わります。
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後半は普段あまり使われていない踏み跡の薄いコースも出てきてました。
個人的にはここが一番面白かったです。
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ただ、あまりに頑張りすぎたせいでいつもは長距離はかなりのんびり走っているせいかほとんど攣ったことがないのに19kmの後半で2回も攣りました。
しかも両足。
1度などは沢にあった大きな岩と岩の間に足が挟まってなかなか抜けずに四苦八苦しているうちに攣って足は抜けないわ、攣りは醜いわ、足が水に浸かってびしょびしょだわでひどい目にあいました。

今回はコースの誘導の一部に自衛隊さんが協力してくれています。
特にこの足がはまって抜けなくなったあたりは道がわかりにくく、要所要所に隊員さんが立ってくれているのですがジャングルの中の迷彩服は本当にわからない。
走っているとほぼ全くわかりません。
2,3m手前で初めて気がつくことが何度もありましたがかなり驚きます・・・。
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1つ予想外だったのが、19kmは12kmと同時スタートなのですが一旦途中で別れて再度合流するのですが12kmの部の後ろの人たちに並走する形になる部分がありました。
どんどん声をかけて抜かせてもらいましたが、途中下りで狭いところなどは危ないので無理に抜かせないのでいくら走力が違っていてもスピード落として後ろについていかないといけません。
あまり踏み跡を外さないで、できるだけ踏み荒らしてしまう範囲を少なくしないといけませんし。
我慢も必要です。
今は沖縄のトレイルランの大会はかなり少なく、この大会が唯一といっても良いような状況です。
沖縄の森や山は間違いなく面白いのでこういうところではルールをきっちり守っていって沖縄でのトレイルランの大会の盛り上がりに寄与していきたいものです。

最後は再び遊歩道に戻ってきて、あっという間にゴールです。
2時間20分で20位


やはり旅行兼ねて遠くまで来るのでもうちょっと長いのが良いですね。
トレイルランニングの大会で走る魅力の1つはその土地を思い切り体感できることだと思います。
個人的には速く走ることはどうでも良いです。
知らない土地でその土地の魅力を伝えられるような面白いコースを設定してそれを走ることでその土地を体全体で味わう。
そういう1つの観光の形態だと思っています。
またはバイクでのツーリングや車でのドライブ、そういったものを同じ意識で楽しんでいます。
なのでもう少し長く設定してもらえるともっと楽しくなると思います。
できた将来的に40-50kmくらいのができると良いなぁと想像しています!

今回は沖縄の観光も楽しかったのでまた来年も参加したいですが、近くの伊平屋島でもトレイルランの大会が開催されているようなのでそちらも走ってみたいですね。
魅力的な大会が多くて目移りします。
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Formosa Trail 2nd edition 2017 in Tawain,Puli(台湾・埔里) [ランニング登山]



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2017/11/25・26に台湾中部にある南東県の埔里(Puli)で開催されたFormosa Trailの104km部門に参加し走ってきました。
制限時間29時間
登り合計5850m
完走率66.6%(関門アウトでもコース変更できるのでわかりにくいですが最終的にITRAのサイトでの結果で確認。出走81 完走54)
ドロップバック制度有
URL http://www.formosatrail.com/


台湾先住民が猟などで使った山域、道を舞台にしているようです。
こういう物語のある道を走るのは楽しいです。
この大会は前回の台北と違い、アクセスが少々面倒です。
主催者が現地への貸切バスを手配してくれるので利用すると労力は軽減されると思います。

当日の天候
曇り
気温 AM4:00 スタート時点で16℃前後(スタート会場の標高は600m)
コース中の最高気温は予報では曇り 22℃ 最低気温は最後のでエイドで携帯で見た6℃(標高1400m)
湿度は60%前後で気温とあわせるとスタート時点では動いていなくてもあまり寒さは感じません。
半袖短パンにウインドブレーカ着用でスタート前は待機し、走り出してからは90%以上の時間は半袖短パンで問題ありませんでした。
無風

コースの特徴
特徴1.途中に1500mupの標高2017m、63km地点のの大尖山が一番の難所
事前の情報はほとんどないので自分なりに色々シミュレーションして、この最大の山を暗くなる前に通過することが最も重要な目標にした。
当日の日没は17:00
明るいうちにここを通過できれば、安全面、制限時間等の余裕が段違いになります。
実際に行って見ると最も危険な区間はこの山の登りでした。


特徴2.林道区間が多い
思いの外林道区間が多かったです。30km近くは林道区間だと思います。
林道のうち舗装、未舗装は半々くらい。
ただし、倒木はそのままなのでずっと飛ばして走れるわけではないです。
2m以上の草薮になっている部分もありますが、そういうところは刈ってありますが刈りっぱなしなのでやはり飛ばしにくい。
林道が多いのは(特に後半)恐らく安全上の配慮によるものだと思います。
最大標高の大尖山以降にその林道が集中しているからです。
制限時間等から考えてもコース設定による安全に対する配慮が感じられます。
危険な部分は前半で日没後は比較的安全なコース設定。

特徴3.本格的な山の部分はマイナルートのような部分が多いです。
踏跡が薄く、地面が柔らかいのでマーキングを見落とさないようにしないと確実に迷います。
集中力欠如等で仮に間違った方向に50mも進むと元に戻るのに結構大変です。
似たようなマーキングも多数あるのでそちらとも間違うと大変です。
このような状況なのでとにかく神経を使い、疲れます。

費用と会場までの移動方法
飛行機
バニラエアで成田-台北 往復21000円(今回はセールで買えなかった)
主催者手配のバスで台北-埔里 往復3000円くらい。渋滞なしの場合で片道3時間(希望者はエントリー時に選択)

宿
埔里の中心部には安宿もいっぱいあります。
会場は市街地から5km離れているので会場近くに宿をとるのが得策だがどこも1泊1万円以上する。
今回は2泊の手配で、ほとんどが走っていて実際の滞在時間は6時間くらいしかないので中心部のドミトリーを手配
2泊で4400円 会場まではタクシーで移動。深夜の送迎タクシーで片道250元(今回は同宿の人に参加者がいたので2人でシェア)
ケチって中心部にとりましたがお金に問題がないならやはり会場近くですね・・・

エントリー費用
参加費 早期申し込みで5000元(2万円弱)+バス+paypal手数料で日本で24000円ほど。

SIMカード
今回は1週間前から台湾に入ってポンフー諸島という台湾西部の離島で過ごしていたので7日間有効のデータ通信専用SIMを利用
これは日本のamazonで事前に購入できて便利です。
1380円


今回も写真中心にいきます。
googleフォトからの連携が楽なので(笑
それと大会部分に絞っておきます。

前日の17時台北駅発のバスに乗って向かいます。
同業者がちらほらと全部で20人くらいでしょうか。
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バスの座席は多少余裕があったのともともと広いバスなので足を充分に伸ばしてゆっくりできます。
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2階の一番前に乗りましたが良いですね、楽しいです。
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チェックイン会場で受付
大会オリジナルバフ、バンダナ、Tシャツなどが頂けてかなり豪華
特にバフはよく使うのでオリジナルのものが増えるうれしい!
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3時間ばかり寝て、宿からタクシーで会場へ向かいます。
皆さん、もうそろってます。
ドロップバック預けたり、ウダウダしてたらプワーーーーンって音がなっていきなりスタート!
おいおい、びっくりしたよ・・・
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日の出がAM6:00くらいなので1時間半くらいは完全な暗闇
明るくなってくると既にそこそこ高い場所にいて雲海がきれいに見えました。
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最初のチェックポイトに到着
まだ人がいっぱいいる。
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給食は100kmということもあるのかかなり充実
スイカとパイナップルをばくばくと食べる・・・
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急にガスってきました。
寒くはないのでちょうどいい。
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山中はとにかく道がわかりづらいので絶対にマーキングを見失わない!
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マイナールートのような感じだから道を外してもわかりにくいし、参加者も少ないので新しい踏み跡すらわかりにくいところも多いので慎重に。
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わかりにくい場所は50mくらいに1つは必ずマーキングがあるので常にキョロキョロ
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こういう分岐も慎重に。
いくつかループしてもどってくる場所があるのと他の距離のコースとで分岐が変わってくるので要注意。
ループするところは間違えるとショートカットしてしまうし、折り返し地点でリストバンドをもらえるので間違えると失格になる。
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藪は仮払いしてくれているので助かる。
というかしてなかったら道がわからない(笑
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こういうところは楽しく走れる!
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お茶畑も出てきた。
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CP B到着 約34km地点
ちなみに距離にはあまり触れていませんが、距離表示というのは一切ありません。
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ここも充実のエイド
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ソーセージのスライスがおいしくてついつい何枚も・・・
今回は前半から積極的にいっぱい食べていく作戦
そうすれば後半お腹減らないし、はやいうちに食べたものが力になっていってくれるからね。
なかなか体調が急変する可能性を考えてしまって、エイドで食べる量はいつも抑制気味で後半空腹で泣くことが多かったけど、今回やってみてどうやら大丈夫みたいだと感じた。
以前も抑制気味とはいえ、他の人よりはかなり食べていたけど・・・
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CP Bを出たあとはすぐに登りでそこを尾根に出ると!
一面のお茶畑!
こんな1600mの高所にお茶畑。
しかもこの日、唯一日が差したのがこの時だけ。
最高の景色だったね。
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畑の農道を通ったり
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二股に割れた木
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かぶれそうな背の高い草薮
暖かいからどんどん伸びる・・
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林道も多いコースですが、倒木はほぼ全てそのままなので思いの外時間かかるところもあり。
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快適に走れるところも結構あるのでこういうところではしっかり走って時間を稼ぎたい。
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CP ? 45km地点
ここは本来はCP Dだけど、ループして交錯するところなので最初に通過時も使用できて助かった。
ここでは少しだけ補給。
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これから降りていく街が見える!
眺めの良い地点があまりないコースだから清清しい!
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街へ降りていく途中で大規模なバナナ園を通過
日本では見たことないから新鮮
子供達が可愛かった~
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街に降りたところで慌てて売店に駆け込む選手達
何かおいしいものがあるのか?
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CP C到着 54km地点
ここではドロップバックを受け取れる。
私も一応、替えのシャツとかを入れていたが特に何もせずに返却
中間地点だし、この後は1500mを一気に登るのでちょっとゆっくり。
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ここではインスタントラーメンも食べられた。
おいしかった~
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その他にもちょっとした食事程度に食べた。
ピーナッツバターサンドをいくつか、りんご、バナナ、ラーメン、コーラ
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さて、いよいよここから一気に1500m!!
雲取山登るようなもの。
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最初はシダ類のジャングル
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他の登山者達のつけたマーキング
基本的にあまり登山文化がないせいか、道があまりはっきりしないことが多いからこうやってマーキングしながら登っていくのがこうなる原因なのかなぁと推測。
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道がわかりにくいところもあるけど、尾根道を行くだけなのでこのルートは迷いの心配は少ない。
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竹やぶ素敵
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途中、一瞬だけ街がみえる。
このあと、どんどん険しくなる・・・・
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中盤以降はどんどん険しくなり、危険度高
ちょっと写真を撮っている余裕もなくなりこの大尖山の登りの写真は2枚だけ。
とにかく危ないのでここを暗闇になる前にやっつけないといけないので。
道の状況がわからない時からここは日没前に通過すべしと考えていたので実際の状況を見て、より急ぐ必要があると確信。
ただ、きつい登りなのでスピードが上がらない。
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まだかまだかと格闘すること3時間余り
ようやく山頂に到着。
何にもない山頂に(笑
看板らしきものも置いてあるがどこかの登山協会の名前があり、日本のように行政が設置するものはなし。
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下りは林道になり、ガスに包まれヘッドライトが反射して視界が狭い。
おまけに林道といっても砂利道のようなのではなく、ところどころ岩が露出していておまけに濡れていて滑る。
3回は思い切り転びました・・・
林道で1本道なのに霧が濃くてどっちに進めばいいかわからなくなったり。


そうしてようやくCP D 74kmに到着
かなり冷えているようで焚き火しています。
ボランティアスタッフには感謝です。
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ここで飲んだ白いスープ、たぶん豆乳だと思いますが、最高においしかった!
3杯おかわり
焼きそばみたいなのも頂きました。
今のところ、気温はかなり低いようですがしっかりと燃焼していて調子も良く寒さは感じません。
あとスナック菓子も置いてあって、これまた塩分不足になっているせいかすごくおいしく感じて食べ過ぎて笑われながらいっぱい食べました(笑
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この区間もしばらく林道が続きました。
ここは砂利道だったのと足には割りと余裕があったので淡々と暗闇の中を台湾の夜の山を味わいながら走ることができました。
途中一旦、小さな街に降ります。
全く知らない小さな集落ですが、結構味がある感じで宿泊施設も散見されたので来年くるならこの周辺の街でゆっくりしてみようかと思っています。
街では放し飼いの犬に吠え立てられて焦りました。
最後の山にとりかかりますが、ここが意外ときつかった。
きついというか、登りを四つん這いで登るようなところも結構あったのできつかったですが、睡魔が襲ってきたのが最もきつかった。
100kmクラスになってくるとどうしても眠くなる時間が発生してしまいます。
ただ、まだ20時間に達していないので眠らないと動けなくなるものではないです。
少し燃焼が落ちてきて体温が下がり始めてるのだと思いました。
なのでここは少し我慢するしかない・・・
木に寄りかかって目をつぶったりして休むこと数回
なんとか最後のCP B2(ここも2度目)に到着!
ここまでくれば完走は確実!
あとは最後だけどしっかり食べて動いて体温上げれば眠気は飛ぶ。
ここではお粥を提供して頂きました。
これまたおいしかった・・・
もちろんおかわり・・・

この時に携帯の付近の地域の温度は6℃と出ていました。
標高は1400m
濡れるほどではないですが、少し雨もぱらついています。
寒さに弱い台湾人にちょっときつめの気温でしょうか。
低体温症になりかけていると思われる人が2,3人このエイドで横になっていました。
しっかりと休息し、出発
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少し登ればあとは街まで真っ逆さまに転げ落ちていくだけ。
下り初めに埔里の街の夜景が見えます。
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下りに入ると林道です。
舗装された林道です。
ここはもう足が残っているならぶっ飛ばすだけ。
たぶん7~8kmはあるはずです。
私はかなり余裕があったので思い切っていけるところまで飛ばしてみようと思って結構スピードを出して下りました。
しかし、この下り長い・・・
いつまでも下り続けます。
でも足は全然終わらない。
下りは苦手なのですが、最後に足が残っているし良い練習になると思って気分もスピードも前のめりで走りました。
1時間以上走ってもまだ着かない・・・
とようやく街へ降りてきました。
街の中をぐるぐると回ります。
この時もマーキングを確認しながらじゃないと迷いますのでご注意。
ようやくゴール!
しかし、時は丑三つ時
100kmの参加者は100人未満ということもあり、なんともひっそりとしたゴールに。
最後にピッとタグを読み取ってもらって終了
22時間10分という記録でした。
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ゴール後は会場で軽い食事が提供され、シャワーも使えます(もちろんお湯が出る)。
これは大変に有難いですね。
ちなみに今回の会場はお昼は有料ですが水着があれば温泉も入れます。

タクシーがないので5km歩いて宿に戻り、翌朝の完走パーティまで仮眠
(送迎タクシーを電話で呼ぶことはできます。ケチったのとデータ専用SIMだったのと・・・言葉と・・・)

完走(未完走でもOK)パーティ
今回も怪我なく、楽しく完走できました!
途中いやになった記憶はほとんどありません。
コースマーキングに必死にくらいつく必要があったり、危険だったりと余計な思考が入り込む余地が少なかったのかな?
単純に面白かった面が大きいかな。
Maokongで出会った日本人の方とも再会できたし、日本の大会で出会った人にもここでも再会できたし、新しい方々ともお会いできたしとても楽しい大会でした。
また来年来ちゃうかも・・・・
11月は日本でも走ってみたいやつがいくつかあるので体力と日程との相談になりますが。

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P1100236.JPGP1100238.JPGP_20171126_103446.jpgP1100247.JPG


最後に食べた食事色々も載せておこう
説明は省きます
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Ultra Maokong 50km 2017(台湾・台北 猫空) に参加してきました。 [ランニング登山]



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2017/10/1に台湾の台北で開催されたUltra Maokong 50km部門に参加してきました。
http://www.ultramaokong.com/
台北の猫空(maokong)周辺の山々を走る、アクセス良し、難易度良し(簡単ではない)の大会です。

当日の天候
終始晴れ
AM4:00スタート時点は30℃少し下回る程度で強めの風
最高気温は36℃
昼は無風で灼熱
湿度は不明だが体感では60%程度と推定
コースの最大標高は600m程度なのでとにかく暑い!!

コースの特徴
特徴1
未舗装率は90%くらいだが石畳、石階段がとにかく多い。
特に階段
数えたわけではないけど全部で5000段くらいあると思う。
採石場跡地なども途中で見えた為、石で有名なところなのかもしれない。
花崗岩のような石質の石段、石畳だらけ。

特徴2
標高低い中でのアップダウンの連続なのでとにかく暑い
晴れたらこのレースの場合は荒天といっていいかも。
曇りがベスト

特徴3
危険
尾根は切り立った崖が非常に多く、かなり危険
雨が降ったら躊躇するような場所も多数

費用と会場までの移動方法
飛行機
タイガーエア台湾のセールで東京-台北往復16600円

宿
9/30,10/1と台北で2泊 台北駅前のYORK HOTEL 狭いが個室で2泊4600円

エントリー費用
今回は参加費と台北駅から会場までの主催者提供のシャトルバスも合わせて約10000円

会場までの移動手段
AM2:45台北駅発会場行きのバスがオプションで用意されているので必要な場合はエントリー時に合わせて予約できる。
逆に会場から街まで戻るのはゴンドラを利用し、台北動物園駅まで移動した。360円(100元)
会場付近は観光地だけど私がゴールした18時過ぎはタクシーは1台もなしなのでこの手段しかなかった。
バスもあるみたいだけど時間は不明。
ゴンドラはちょっと高いと感じるかもしれないが夜景がとてもきれいなのでお勧め
ゴンドラ降りた後は少し歩けば地下鉄もあるし、下りたところからタクシーでもいける。
今回はタクシー利用したが台北駅まで1500円(500元)くらい

SIMカード
今回は2泊3日なので中華電信で3日間パス 300元(1000円くらい)

悠遊カード
カード代金100元 チャージ200元(自分で決める)

大会の模様を以下に写真を中心に記します。

今回は羽田空港を9/30土曜日早朝5:30発の飛行機だった為、前日の夜のうちに空港に行って横になっていました。
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台湾・台北の桃園空港に到着
今回は今年開通した空港から台北駅までのMRTを利用
快適!途中まで高架なので景色も良い!
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朝なのでチェックインまではちょっと時間があったので宿に荷物だけ預かってもらい街を散策
初めてYoubikeを利用してみました。
これは快適に移動できますね~
旅行者にもかなり良いサービスです。
使い方は簡単
最初にEasyCard(悠遊カード)とSIMカード(現地の電話暗号が携帯で利用できる状態で必要。プリペイドSIMでも良い)を買っておく必要がありますがこれは台湾旅行では必須なので問題ないでしょう。
次にEasyCardのホームページで電話番号と悠遊カードの番号を紐づける為の登録をします。
最後にSMSで認証番号が届くのでそれを入力すれば悠遊カードで使えるようになります。
借りる時 カードをかざして音がなったら自転車を引き出す。
返却する時 自転車をきちんと差し込んでカードをかざして音が鳴ったら終了
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今回の宿
狭いけど個室だし、駅から近いし、安い、清潔
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前日は台湾名物の夜市に行って夕食
朝4時スタートに合わせて台北駅から会場までのバスが2:45に出発なので2時過ぎには起床する必要があるので17時くらいに行ってみたけど、ちょうど準備中。
セグウェイで屋台引いていたりして色々面白い。
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今回は無難なところで食事することにした。
体調を最優先に整えておきたいので。
台湾は日本企業の飲食店は多数あるので安全策とるにはそっちでもいいのだけどさすがにそれではもったいない。
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マンゴーシャーベットおいしかった。ただボリューム過多(笑)
半分だとちょうどいいかも。
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途中でみた夕焼け
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20時には就寝
いつもと違う場所、特異な時間だけど割と眠れた。
台北駅からバスで会場に。小一時間かかります。
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50kmの部は100人くらいなので会場は静かな感じ
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スタートからCP B(14kmくらい)までは石段、舗装路が多いです。
人数も少ないので渋滞はほぼ発生しません。
他の部も数時間後からの時間差スタートなので終始渋滞ゼロ。
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CP A (約5km)この時点はまだまだ暗いですね。
この後少しすると明るくなるので2時間くらいはライト点灯していました。
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量も種類も思っていたより充実していました。
こういう部分は実際に走ってみないとわからないですが、良い経験になります。
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夜が明けると台北の街が山越しに見えてとても気持ちが良いです。
ただし、気温も急上昇
というか夜でも30℃近くあるので気温が上昇というより直射日光にさらされるようになって体感温度が急上昇します。
この日の最高気温は36℃
体感は40℃超えでしょう。
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CP B到着(約14km)
この頃には既にだいぶばらけてきていました。
まだお腹は全然問題ないですが暑くなってきているのでスイカで水分と糖分を補給
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階段が多く足にくる・・・
特に石の階段の下りは意識して負荷を軽減しながら下ります。
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この頃は既にかなり暑く、なるべく日陰を選んで走るようにしていました。
石畳がとにかく多くて足の疲労も溜まりやすいです。
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CP C(約25km) 厚すぎるのでここで水を頭からかぶります。
各CPではスタッフがチップを携帯のNFC機能を利用して読み取ります。
忘れずにチェックしてもらうようにします。
ということにこのCPで気が付きました(笑)
前の2つのCPではそこそこ人が多く、どうやらチェックしてもらわずにきてしまったようです。
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ここでは虫よけスプレーも用意してあってかけてくれました。
ということはこの後のコースが予想できますね・・・
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大会参加者による渋滞はありませんでしたが、途中で100人規模の登山者に遭遇しました。
しかもきつい登りだったのでかなり時間はロスしましたが、こればっかりは仕方ありません。
無理せず声をかけながら無理のないところで抜かしていきます。
台湾の登山ってなぜか長靴が多いのですね。
半分近くの人が長靴でした。
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尾根に出るとかなり危険な箇所が増えてきます。
だけど、面白い!
だけど、暑い!
日本だとコース設定で外されそうな場所が多数出てきます。
雨が降れば負傷者は間違いなく出る区間だと思います。
かといって今回のように思い切り晴れても暑さで朦朧としてくるのでそれもまた危険・・・
実際、この尾根の後半では暑さでフラフラになり、途中で座り込む場面もあったのでかなり危険度は高いです。
だけど、面白い。
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台北の山の道しるべ
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ところどころでメッセージがチョークで書かれていて励まされます。
写真撮り忘れたんですが、一番面白かったのは急げ!はやくしないとビールが温まっちまうぜ!っていうようなメッセージでした。
実際次のCPではビールがあった(笑)
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CP E1
もう死にそうです・・・
とにかく暑い・・・
ここでリタイアするか少し悩みました。
熱中症寸前
まだ正午過ぎなのでまだ気温は上がる。
結局30分くらいここでゆっくりして冷たいジュース飲んだり、日陰で休んでかなり回復したのでとりあえず次のCPまでは行けそうと判断しました。
やばければ次でリタイア。
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次のCPはぐるっと回ってここにまた戻ってくる形なのでリタイアするにも好都合な場所。
出発して5分ほどして道を間違えていることに気が付き、戻る・・・(周回を逆に回ってしまっていた)
しかも下ってしまったので登り返し・・・

今までの尾根から一転して今度はお鍋の底のようなところを走るコースになり、直射日光に晒される時間が少し減りました。
それでも暑い・・・
しかも今度はジャングルになってきました。
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雨が降ったらこれで傘させばいいね(笑)
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私設エイド出してくれていた方
しかもすごい冷たいエナジードリンクで最高でした。
謝謝!
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ここもコースかな?
マーキングあるし。
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民家の軒先もコースなのか・・・
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素敵な雰囲気の竹藪
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わかりにくいコースだが、ここはまだ間違える余地がないのでOK
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竹藪に突如現れた・・・
死体かと思って心臓バクバク・・
近くまで見に行きましたよ・・一応
石像でした・・・
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CP E2
なんとか戻ってくることができました。
気温の上昇は止まり、これからは少し下がるはず。
といってもまだまだ暑く、暑さによる疲労も半端ないので寝っ転がったりしてここでも20分くらいは休憩しました。
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ちなみに台湾で走る際の暑さの対処法で1つ学んだのが
所々でみかける無人のお寺というか赤い屋根の東屋のようなものが点在しているのですが、そこにはかなりの確率で水道があります。
それをみかけたら毎回水をかぶるようにしていました。
台湾人がやっているのを見て学習させてもらいました。

良い雰囲気の山間の畑の畦道を抜けます。
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台北の街を遠くに見ながらの夕陽、素敵です。
この時間に通過した我々しか見られない景色
台北101も見えます。
ゴールまではあと2kmくらい
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ゴール!!
ってゴールゲートないじゃん!!!
強風で5分前に撤去したそうです(笑)
時間制限過ぎたかと思ったじゃないですか!
実際のところはまだまだ余裕はありました。
制限時間16時間のところ14時間5分でゴールできました。
しかし50kmで14時間って異常ですね。
通常は10時間前後で走れる時間なので。
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ゴール後はお弁当も支給されます。
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帰りはゴンドラで下まで降りました。
当初、バスで降りる予定でいたのですが、途中で知り合った日本人の参加されていた方々とたまたまゴンドラで降りることになりました。
だけど、この会場からはゴンドラで降りるのが一番ですね。
100元ほどかかりますが結構長いゴンドラですし、台北の夜景がとてもきれいなのでお勧めです。
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ということでなんとか、本当に何とか完走できました。
今回はきつすぎて楽しみ方が浅くなってしまいましたが、それでも怪我なく楽しく完走できました。
完走率は暑さがかなり影響したみたいで56%となりました。
あの暑さでは無理もないです。


次は再び台湾でFormosa Trail100kmを走ります!

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UTA100  ウルトラトレイル・オーストラリア 100km 備忘録 [ランニング登山]



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海外での初めての長距離トレイルだったので少し覚書を残しておきたいと思います。
他の人の参考になるかもしれないし。

費用
エントリー費   約33000円(398AUD クレカ決済)
航空券 羽田-シドニー直行便 約84000円(クリスマスセールで購入 クレカ決済)
宿泊費5泊 booking.comで予約 約27000円(全てクレジットカード決済)
(カトゥーンバ3泊 シドニー2泊)
現地雑費(食費/交通費/SIM等) 約25000円(全てクレジットカード決済)

現地までのアクセス
シドニー国際空港→Central Station(乗換)→Katoomba まで鉄道で移動
所要時間は2時間ちょっと(空港からCentralは10分くらい)
時間は正確に運行されていました。
携帯にOpal Travelというアプリを入れておくと便利。
鉄道、ライトレール、船などシドニー近郊の移動経路、時間、料金がわかります。
ただし、鉄道で出発番線が違っていることが多いので注意

治安
かなり良い
当たり前だが荷物から目を離さない、深夜や早朝に人気のない路地に入らない等当たり前のことには注意

物価
旅行している分には日本より高い
スーパーで食料なんかを調達するとかなり安く済む。
余談ですが、コーラは500mlより1Lの方がはるかに安かったりしました。

食事
基本的にかなりおいしいです。
移民で成り立っているようなところがあるのであらゆる国の料理があちこちにあるので食べるものには困りません。
日本食はもちろん、インド系、中華系なんでもあり。
カトゥーンバでも日本食、韓国食もあります。ただし、ほとんどの飲食店は7時前には閉まっていました。


SIMカード
空港の到着ゲートを出ると右側に行くとOptusとVodafoneのカウンターあり。
最大手のTelstraは見当たらず。
大会運営ではコースの8割で電波が通じるTelstraを推奨していたが、空港で買える2社のうち
コース中5割の地域で使用可能と書いてあったOptusにしました。(Vodafoneは3割)
通信容量3GBで1日あたり500MBまでのプランで15AUDを購入
制限容量を超えたらweb上からクレカで追加購入可能
設定もやってくれます。

Opalカード
シドニー周辺の公共交通機関を利用するには必須です。
紙の切符はなく、ICカードでしか乗車できません。
到着ゲートを出たら右側に進んでSIMカードを購入後、さらに進んでエスカレーターを降りると地下鉄の駅に出ます。
その改札前に窓口が並んでいるのでそこで購入可能。
購入にはもちろんクレジットカードが使えます。
日本のSuicaのようにデポジット料金は不要で最初からいくらかチャージされたものを買います。
20/40/60と選べますがカトゥーンバまで直接行くので40AUDのOpalカードを購入
ちなみにチャージは各駅や桟橋で出来ますが、どこでもクレカでチャージできます。
運賃は日本と違い、時間帯や乗換のタイミングや時間等々によってかなり割引されれることが多いです。ケチって歩くよりどんどん使った方が効率的です。
例えばカートゥンバからシドニーに戻ってきて、シドニーの宿まで移動するときは乗換割引のようなものが効いていました。
カートゥーンバ-シドニーは通常料金ですが、シドニーから宿近くのライトレールの料金はほぼ無料でした。(0.1AUDくらいでした)


気候
今回は5月中旬の開催で、季節は秋
シドニーは日中20度前後で早朝15℃を下回るくらい。
開催地のカトゥーンバは標高1000m弱で日中15℃前後 早朝5-10℃といったところ
ただし、日差しがあるとそれなりに暑く感じます。
紅葉が綺麗な季節でカトゥーンバでも紅葉が綺麗でしたが、ブルーマウンテンズの方は針葉樹が多いので紅葉はほとんどみられません。

装備
装備チェックは受付時にきっちりと全てのものを確認される。
また、コースの途中、ゴール後でもチェックされることがあるのでズルをしようとしないこと。
日本だけで調達できない装備が一部あるが、それは受付会場付近の販売ブースで購入可。
カトゥーンバにはColesとWoolworthというスーパーが駅から徒歩圏内にあるのでそういうところで調達できるものがあればそのほうが安く済む。

とりあえずこんなところでしょうか。
何か他に思いついたら随時追加しておきたいと思います。



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Ultra Trail Australia 100km 2017 (ウルトラ・トレイル・オーストラリア)(UTA100) [ランニング登山]



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オーストラリアのブルーマウンテンズ国立公園で開催されたUltra Trail Australia100kmに参加してきました。
スケールの大きい素晴らしい景色を眺めながら走る喜びは格別でした。
前日から激しい雨が続き、コースが変更されました。
ただし、雨はスタート直後には止み、その後は好天に恵まれました。

スタート前日に午前中に羽田-シドニー直行便で到着です。
そのまま空港からシドニー駅で一旦、乗換えて会場のあるカトゥーンバ駅へ約2時間で到着。

空港から電車
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カトゥーンバへ向かうブルーマウンテン線
これも2階建て
乗り心地はスピードがゆっくりなのもあって快適
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カトゥーンバ駅に到着
雨降ってます
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チェックイン会場にある出店ブース
装備チェックで引っかかってもここで全て揃います。
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受付と道具の確認を行いますが、道具の確認がかなり厳しい。
素材や規格をきっちり全ての道具を確認します。
私はサーマルパンツとバンデイジ(テーピング)の2つ引っかかり、前にあるお店で探して購入
ちなみにどの店舗でもクレジットカードも使えます。
クレカはオーストラリアは大抵どこでも使えるので私は日本から現金を全く持ってきませんでしたが、1週間問題なく過ごせました。
宿は事前にBooking.comで予約しておきました。
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さて、翌朝。
いよいよスタート
写真はグループ1
グループ7まであり私は6
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後方グループになったせいか女性多し
ところで前日、特に夜は激しい雨が降り続き一部コースが変更になりました。
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スタートしてすぐに谷底へ下っていきます。
滝を渡ったり。
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最初のチェックポイントは10kmくらいにあるのであっという間に到着
出るものはある程度資料でわかっていましたが、実際どんなものが出るのか不安でしたが、どれもおいしくて全く問題なく、いつも通り食べまくることができました。
スイカはありがたいですね。日本でも出して欲しいところですが日本だと高いですからね。
水分、糖分をたくさん摂取することができるのでかなり食べました。
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雨自体はスタート時点で止んでいましたが、晴れてはいませんでした。
ここにきて一気に晴れ間が広がりだしました。
素晴らしい景色!
ただの林道でも日本とは色々と違うので楽しいです。
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雲海の底に沈んでいた森も徐々に姿が見え始めます。
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ここで30分ほど渋滞が発生しました。
崖をはしごで降ります。
ここは迂回路もありそちらは5分ほどで通過できるのですが、皆さん物好きでこちらにきます(笑
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これから降ります。
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下から見る。
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多量の雨であちこちで渡渉があります。
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アボリジニーの楽器を吹いてくれています。
音も心地良いけど、この光景が良い!
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CP2到着
実は2週間前にぎっくり腰をやってしまい、2日間動けなかったので今回は各エイドでいつもより少し長めに休むことにしていました。
いつもなら座らないのですが、まだ序盤のCPでも座ってゆっくりします。
もちろんいっぱい食べます。
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途中から牧場を走ります。
とてもさわやか。
季節は秋ですが、日本の秋と同じく晴れていれば湿度も低く心地よいです。
ただし、夜は5℃前後まで冷えますが。
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まるでWindowsXPの壁紙のよう・・・
壁紙の中を走っている!
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あの崖の上から降りてきた。
下から見るとまた違った素晴らしさ
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CP3に到着
と、ここでは一部の装備をチェックします。
確か、私はライトと反射ベスト
カップラーメンも出ていますが、まだ暑いくらいなので基本的には果物とパンとコーラを食べていました。
グミもいっぱい出るのですが、色がちょっと・・・
コーヒーもおいしそうなのですが、おしっこが頻繁になるので最後まで飲まず。
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それにしても最高の道が続く。
基本的にアップダウンの少ないコースなので100kmのトレランにしては楽に走ると思います。
100kmにしては・・・
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再び崖の上に戻ってきました。
ここは有名な観光スポットのエコーポイント
ギャラリーもいっぱいで応援してくれてる人もいっぱい。
3つの突起状の岩がスリーシスターズと呼ばれている岩。
すっかり雲もなくなり、まさにブルーマウンテンズ
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ここではなんと登山道に車が落ちていました(笑
上の道路は景色の良い道路なのでよそ見運転でもして落ちたのでしょうか・・・
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ここは70km地点のウォーターポイント
パーティに使うような会場の庭を使用して設置されていたのですが
トイレは中にあるということで泥だらけの短パン野郎が立食パーティの中を通過します(笑
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CP5
最後のチェックポイント
腰もなんとか大丈夫そうですが、まだまだ最後まで安心できないのでゆっくりします。
カップラーメンも2杯、さすがにスイカは2切れくらいにしました。
だいぶ冷えてきているようなので。
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しかし、ここのチェックポイントはにぎやか!
パーティですよ!
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ここはコース変更のあった区間でCP5で折り返してさきほどのウォーターポイントまで戻ります。
素通りしても良かったですが、同じ道を戻る単調さもあって寄り道して暖をとっていきます。
日本ではみかけない暖房器具
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深夜1時半
18時間29分でゴール!
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ゴール後も充実した食事をとることができます。
暖かいパンプキンスープがおいしかった~
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奄美大島・加計呂麻島で走ってみよう! [ランニング登山]



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2月の最も寒い時期に寒さから逃れる為にバニラエラの格安航空券を入手して奄美大島と加計呂麻島に行ってきました。
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なんと成田-奄美大島で往復約9000円!
私が行ったときは現地にしてはかなり寒かったようで最低気温が10℃ほどでした。
それでもかなり暖かい。
のんびり薄着で走るにはちょうど良いです。

今回の奄美大島は島といっても南北を直線的に行くだけでも100kmくらいあるのでレンタカーを借りました。
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事前に調べた感じではあまりトレッキングコースというものが見つけられず、ルートは現地で観光協会などで調べてから決定しようと思っていました。
宿は奄美の南部、古仁屋港方面の民宿やどりさんを手配しました。
空港から車で1時間半以上かかります。
ついてから観光協会や宿で山道などについて聞いてみるもやはり奄美大島はあまりそういうのは整備されていないようです。
基本的に山はハブが多いのでそういったことがされていないようです。
ただし、車が走れるような幅の広い林道は島の中央部にかなりあるようです。
今回は宿の方に教えてもらって、その林道のうちもっとも有名な金作原(きんさくばる)林道を走ってみることにしました。
ルートは宿のご主人が駐車場を中心に周回ルートになるように設定してくださいました。

まずは空港から車で適当に走ってみて着いた「あやまる岬」
青い!!
夏のような景色です。
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宿の近くには観光スポットのヤドリ浜とホノホシ海岸
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民宿やどりさんの部屋
コテージになっていて2棟しかないので1日2組までしか泊まれません。
島の端っこにあってとても静かで満天の星が見られます。
夏はなかなか予約できなさそうですね。
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翌朝、早速「金作原林道」を走ってみます。
大きい!
傘にできます。
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途中は採石場っぽい廃墟が良い感じで森に埋もれつつありました。
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ソテツなど、南国特有の植物があり、とても良い雰囲気
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マングースの捕獲罠
ハブ対策のために導入されたマングースが大繁殖してしまっているようですね。
結局はハブを捕食することもないようで害獣と化してしまっているようです。
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今までは舗装路でしたがここから未舗装林道。
一応ここが入り口のようですね。
既にここまで国道から3kmくらい走ってきました。
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絞め殺されているよう・・・・
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今日は何か固有種の動物に会えるでしょうか?
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単なる林道で見晴らしの良いところなどあまり見所はないのでしょうけど、この鬱蒼として南国のジャングルっぽい雰囲気の中を走るだけで楽しい。
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山の地図がなく、観光用の簡易な地図しか持ってきていないけど、山中の道標もほとんどなく、こんな地図でも頼りにしないといけない・・・
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どうやら尾根に近いところに出てきたみたい。
日光があたると結構暑い。
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途中でアマミノクロウサギという固有種のウサギは見ることができました。
しかし、写真に収めることはできず。
夜行性とのことで期待できないと思っていましたが、見られて良かったです。

一回りして降りてきました。
ここは使われなくなったトンネル。
こういうの好きです。
この道は下に山の中を貫通する道が完成したことで使われなくなったようですね。
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林道を30km走った後は高知山という山に車で向かいます。
こちらは登山道や林道はなく、山頂に展望台があり絶景が楽しめると宿のご主人に教えてもらっていました。
ここで綺麗な島の夕陽でも見られたらいいなあ、と。
天気は上々、これならきれに焼けそうだ。
点在する島並みも素敵です。
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待つこと30分ほどでしょうか。
18時少し前にきれいな夕陽!!
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さて、今日は朝一で奄美大島のお隣、加計呂麻島へ渡ります。
船で大島海峡を渡って15分ほど。
フェリー加計呂麻が故障中とのことで海上タクシーが代替で出ていました。
こういう漁船タイプに乗るのは初めてです。
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到着!
バスに乗って安脚場(あんきゃば)戦跡へ
バスといってもワゴンですね。
このバスで面白かったのは新聞配達も兼ねていること。
バスを運転しながら新聞もついでに配達していきます。
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一通り見たら宿に向かいます。
が、バスは3時間に1本くらいしかないのでまだまだ来ません。
こないというかバスはすぐそこにいるんですけどね。休憩しています(笑
タクシーではないので時間にならなければ運行しないのは当然です。
なのでいっそのこと走って行ってみることにしました。
宿泊用の荷物を全部背負っての状態なのでいつもより重いですが・・・
でも、奄美と比べるとかなり長閑な雰囲気で車で通り過ぎてしまうより良かったと思います。
本当にのんびりして別世界でした。
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途中、きれいな砂浜に寄り道したり。

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防空壕跡らしきものを見つけたり
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雰囲気のある島のバス停で佇んでみたり
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学校を見て、島の生徒の様子を想像したり
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校門の入り口に立っている像に驚いたり
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そんなことをしているうちになんとか宿に到着。
3時間くらいかかりました・・・
それでもバスで来るより少し早く着いたようです。
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今日の宿は「海宿5マイル」さん
静かな湾内の波打ち際のすぐそばです。
部屋の雰囲気は最高です。
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この宿ではカヤックを無料で借りることができます。
今回は1泊しかしないのと13時を過ぎていたので到着後、すぐに借りて海に出ました。
昼食を海上のカヤックの上で食べます。
最高ですね・・・・
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今回は時間がないのであまり遠くまで行けませんでしたが、同じ湾内の無人の浜を見つけて上陸してみました。
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もっとゆったりとカヤックを楽しみたかったですが、1時間くらいで切り上げて、今度は荷物少ない状態で島を走ってみます。
今回は全部舗装路
加計呂麻島は林道もほぼないも同然なので。
どうやらハーフのマラソン大会がもうすぐ開かれるようですね。
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加計呂麻島は廃道天国!
あちこちにこういう道があります。
見つけるといちいち寄り道していきます(笑
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廃道に加えて、戦跡もいたるところにあります。
それらもいちいち寄り道です。
これは艦船へ給水するために作られたダムだそうです。
森に埋もれた旧海軍の遺跡、すごく雰囲気があります。
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途中でみかけた岩にへばりつくように伸びていた木
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そろそろ夕食の時間が迫っていることに気がつき、途中で引き返します。
帰りは別のルート。
今までも廃道はちょこちょこありましたが、こっとは島の南側で距離の長い廃道。
5km以上あります。
この写真は実はイノシシを撮影したものです。
下の写真の中央部に小さく写っています。
恐らく固有種のリュウキュウイノシシと思います。
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やばい・・・夕食に完全に間に合わない・・・
島の南側は携帯の電波がかなり入りづらく苦労しましたがなんとか宿に電話・・
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で、宿にもどってすぐに夕食!
豪華!
ここは自給自足にこだわっているようで塩まで含め、ほぼ全てのものが自家製だそうです。
そういえば、宿の周辺にはビニールハウスや畑もありました。
味も間違いなくおいしいです。
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そんなこんなで1泊しかしなかったので慌しく過ぎてしまいました。
通常は2泊するのですが、当初の予定は奄美に3泊して加計呂麻島はそのうち1日で日帰りで行こうと予定していたものをやはりもったいないので泊まってみようと思ったのでした。
それでも泊まってみてよかったですね。
夜は窓を少し開けて寝られるほどの気温でしたし、波打ち際が近いので静かな波音を聞きながら眠ることができましたし、最高でした。

翌日は朝一の船で奄美大島に戻ります。
今回時間がなくて行けなかったマングローブの森でのカヤック。
なんとか遊歩道だけでも行くことができました。
この少し後に「ブラタモリ」でも出ていましたね。
次回は必ずカヤックで楽しみたいと思っています。

マングローブの森
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なんだかんだ言いながら、結構な距離を楽しんで走ることができました。
あまりトレイルという感じのところは少ないのですが、それでも充分楽しめるコースを作ることができます。
特に加計呂麻島は林道すらもほとんどないですが、車も少ないですし走るには良い環境です。
ただし、加計呂麻島はお店がほとんどないので食料は計画的に持参する必要があります。
水も公園のようなものは極めて少ないです。(飲料水の自販機は結構な数あります。)

また必ず来るのでより良いコースを作って、より楽しく走りに来たいと思います!


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伊豆トレイルジャーニー 2016  Izu Trail Journey [ランニング登山]



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12月に伊豆トレイルジャーニーに参加してきました。

スタートは西伊豆の松崎町という所で電車で行くにはなかなかに不便な場所です。
ただ、前泊者向けに前日に修善寺駅から会場まで1500円で直通バスが運行されていたので特に支障はありませんでした。

前日受付を済ませたら会場から各宿の近くまで無料バスが運行されていますので便利です。
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コースが1ウェイでスタート地点までのアクセス、会場と宿との交通手段はすべてつながるようになっているので心配ありません。

受付後は会場周辺を少し散歩。
ジオパークに指定されているので資料館のようなところもあり、個人的には面白かったです。
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宿は大会斡旋の宿で素泊まりと夕食付が選べましたが、素泊まりにしました。
素泊まりの場合でも朝食のおにぎりは付きます。
素泊まりの場合、宿泊地には食堂とかスーパーのようなものがほとんどないので受付会場周辺で済ませておくのでが良いです。
宿泊するところには1件だけ食堂が営業中でしたが、宿は集落ごとに分散しているので他の集落の場合はもしかしたらまったくないところもあるかもしれません。
受付会場周辺には少し歩きますがスーパーでも食堂でも一通りあります。
寿司屋で伊豆トレイルジャーニー参加者割引をやっているところも見かけました。


大会当日は6時スタートです。
12月の6時なので伊豆半島といえでもそれなりに寒いですね。
当日6時の気温は3℃
天候は晴れ。
風は少しありましたが弱かったです。
上は長袖シャツにウインドブレーカ
下は短パン
でした。
日の出前なのでこの格好だと少々寒いですが、スタート直前まで暖めておけば問題なかったです。
スタートしてすぐに山を登り始めますし、太陽も出てくるので。
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いつも通り最後尾からスタートです。
最初は山道が狭いので最後尾はかなり渋滞で停滞しました。

最初は海抜0mからの山登りですのでそれなりに登りますが、一旦登ってしまえば登りも下りもなだらかな部分が多いので走りやすいです。
下の方はまだ紅葉も楽しめます。
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最初のエイド(水のみ)はまだまだ人が多くて少しだけトイレに並びましたが、10分以上待ちそうだったのですぐに離脱しました。
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そのしばらく走ると臨時のトイレがあったのでここで。
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少し広めの林道で走りやすいです。
尾根から太平洋側もちらっと見えます。
このときは大島が見えました。
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昔使われていた道で昔の生活感のある道でとても良かったです。
元祖の天城超え!(実際のここの名前は二本杉峠)
こういう昔使われていた峠って好きなのでゆっくりしたくなります。
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給食のある最初のエイド
桜葉餅というのが提供されいておいしかったので5個ほど頂きました。
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他にもオレンジとかポテトチップスを多めに食べました。
朝はおにぎり3個しか食べていないのと手持ちの携帯食料って食べるタイミングが難しいのでこういういった長距離の大会ではエイドのときにある程度まとめて食べるようにしています。
そうすると運動中ってあまり食べ過ぎることはないのでそういった心配もほとんどないですし、少々足りなくても次のエイドまで3時間とか4時間なら充分もちますし。
特にこの伊豆トレイルジャーニーは地元のものをエイドで提供してくれるのでそういう意味でも楽しみたいですしね。
それに運動しているときに食べるものが一番おいしいのでこの最高の組み合わせを逃す手はありません。

この後も小刻みなアップダウンの連続で個人的にはゆっくりだけど、ずっと走っていられるコースですごく気持ちよく走ることができました。
途中、長い登りの林道もありましたが練習と思って、そこも最後まで走って登り切ることができました。
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給食エイド2
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ここに着くころにはだいぶ人がばらけてきました。
途中の長い登りの林道でもだいぶ抜いたので到着時は人が少ない状態だったのでここでもパンなんかをいっぱい頂きました。
だいぶお腹が空いてきていたのであんぱんは5個くらい食べた上に3個ほどサイドポケットに入れて出発。
ここはうどんが提供されていてスタート前から注目して食べるつもりだったのですが、時間がかかっているのと列も伸びる一方だったので諦めました。

さて、いよいよ伊豆トレイルジャーニーのコース上で最も魅力的な部分に入ります。
しばらくは尾根筋を走ります。
コース上で最も標高が高い尾根で視界をさえぎる樹木がないので西から東まで伊豆半島がすべて見渡せます。
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風がだいぶ強いのと標高が1000mくらいあるので少々寒かったですが、それを忘れるくらいの絶景でした。
ここでは思い切って時間をとって写真をいっぱい撮りました。
走っている場合ではありません(笑

この辺りの尾根を走ったら気持ちがいいのも間違いありません。
写真ではなだらかに見えますし、実際もそこまできつい登りではないのですが既にかなり体力を消耗しているのでほとんどの人は歩いています。
登りの体力もまだ残っているのでがんばって走りました。
思っていた通り、走ったら最高に楽しかったです。
ここまでは是非体力や登りの足は残しておいて、駆け抜けて欲しいところです。


最後の給食エイド
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ここでは猪汁が最高においしかったです。
もう50kmくらいなので完全に人がばらけていて、食べたいものがストレスなく食べられますし、トイレも待ち時間なし。

この後もまだ気持ちの良い尾根が続きます。
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ちょうど日没になるころ、この気持ちの良い尾根から下り始めることになったのですが日没を尾根上で見ようと日没まではゆっくり走ったり少し待機したりしていました。
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日没を見届けた後はヘッドライトを点灯します。
あとはゴールまでひたすら走るだけ。
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伊豆半島には熊がいないので夜の山もあまり心配せずに楽しく走れますね。
尾根からの景色を思い出して、感動に浸りながら下りました。

スタートからちょうど12時間
72kmを無事ゴールしました。
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噂に違わぬ、素晴らしいコースでした。
伊豆半島の尾根から見た夕日と富士山や駿河湾を含めた絶景が忘れらないものとなりました。

ゴール会場の修善寺温泉街は飲食店の出店が少なく、あまり食べるものがありませんでした。
もうちょっと何かあると良いのですけどね。
修善寺駅までバスで行けば何かあるだろうと思ったのですが、こちらも日曜日の夜ということもあり寂しげなラーメン屋くらいしかやっていませんでした。

とにもかくにも伊豆半島をこれだけ堪能できて大満足です。
伊豆パノラマ2.JPG
伊豆パノラマ3.JPG伊豆パノラマ4.JPG伊豆パノラマ6.JPG伊豆パノラマ7.JPG


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中能登トレジャートレイルラン 2016 [ランニング登山]



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石川県で開催された「中能登トレジャートレイルラン」50kmのドリームコースに参加してきました。

鏑木さんプロデュースの本大会ですが、場所柄参加人数も割と小規模で地味な感じですがHPを見て楽しく走れそうなことと、行ったことのない土地だったので参加してみました。

トレイルランの大会は性質上どうしてもアクセスが面倒なことが多いですが、この大会は金沢から列車本数こそ少ないものの行き易く、駅から会場の巡回バスも運行してくれているので特に行くまでに余計な労力を使うことはありませんでした。

開催時期がちょうど紅葉の時期というのも良いです。
これは人が少ない地域だからこそできると思います。
人気のある地域の場合は紅葉の時期は特に人が多く、大会どころではないですからね。
参加人数は今回の50kmで男女合わせて200人程度で渋滞等の混雑とは無縁です。
コースも100m前後のアップダウンが終始ある感じですが、大きな登りや下りがないので気持ちよく走れるところが多かったです。


今回は新しく新宿にオープンしたバスタ新宿よりバスで金沢に向かいました。
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宿泊は会場最寄の良川駅から数駅の七尾駅周辺で宿泊。

前日は宿の近くの回転寿司に入ってみたのですが、驚きました。
東京の回転寿司だと安いけど、味もソコソコですが、こちらの回転寿司、相当においしいです。
しかも地物の七尾港水揚げのネタを使っているということでした。
しかもお寿司は回転しておらず、口頭で注文します。
そう、普通のお寿司です(笑
値段もそれなりですし。
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宿はちょっとケチって安いところにしたらかなりの老朽化した施設でちょっとがっかりでしたが、あまり他に選択肢がなく高いか安いかになってしまうので、おいしいお寿司も食べられたし、ぼろぼろの宿は慣れてるし、結果的に満足しました(笑


さて、翌日は早朝の列車で出発です。
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列車の扉は手動で開閉です。
扉が結構重たい。
田舎の早朝の電車にトレランっぽい人がちらほら。
土日の早朝にこんなに人が乗っていることが珍しかったのでしょう、車掌さんに今日は何かあるんですか?って聞かれました。

会場で当日受付
小規模なので特に混雑もなし。
ナンバーカードの準備。
お食事券やら入浴券やらが同封されています。
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これはうれしいです。
気温は11月初旬の早朝ということでそれなりに寒いですが、思ったよりも冷えていませんでした。
気温は氷点下ではないと思います。
長袖シャツとウインドブレーカ、短パンでスタート地点へ。

鏑木さん、発見!
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スタートして山へ向かいます。
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緩い登りの林道で高度を上げていきます。
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山の中に入ると朝日が差し込んできてとても素敵でした。
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原生林が多いのも良かったです。
紅葉も良い感じです。
1週間後だったら色づきは最高だったと思います。

途中、富山湾も見えて気持ちも高揚します。
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最初のエイドの直後、法螺貝で応援してくれていました!
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一応、聞いて吹いている姿を撮影

しばらく走っていると森の中に池が現れました。
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森と池の組み合わせは良いです。
しかもこの湖畔を沿うように道があるのでとても素敵な区間でした。
これは自然の池ではなく溜池になっているようでした。

風車の真下も通過
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最近、トレランの大会で風車の近くを走ることがありますが最近の流行のコースどりなんでしょうか(笑
個人的には風車の下を走るのはお気に入りですが。

途中、集落にも降りてきます。
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ここは親の福井県の田舎のとすごく似ていました。
宿場町っぽい雰囲気です。
ここにあったエイドで提供された水餃子がとてもおいしかったです。
今大会中で一番おいしいエイドでした。
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最後の方は地元から参加の方と少しお話しながらゴール
ほのぼのしたとても良い大会でした。
競う、という要素はほとんど感じない、紅葉の能登半島を堪能できる素敵な大会です。
今回遠くからの参加だったので50kmという一番長いコースに参加しましたが、近場の方だったら40kmコースでも良いと思います。
最後の10kmは同じところを逆周りしたりするので少しだれるので。

ゴールは道の駅になっているのでゴール後はそこで頂いた食事券でご飯を食べて、お風呂(巡回バスもあるけど徒歩5分ほど)にも入ります。
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ゆったりとした大会ですが、秋の能登半島を楽しみたい方にはとても良い大会だと思います。
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50kmをゆっくりということで翌日は観光できないほどのダメージはなく、金沢周辺を歩き回ることができました。
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