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第1回 奥三河パワートレイルに参加しました。 [ランニング登山]



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愛知県で開催された「奥三河パワートレイル」に参加してきました。
愛知県で開催されるトレイルランでは最長距離。
公式HPでは63kmですが、コースディレクターの石川弘樹さんによればルート変更により66kmになったとのこと。
制限時間は12時間で途中の関門も設定されています。

前日は友人宅に泊まり、そのままスタート会場まで連れていってもらいました。(そのまま最後まで各エイドで応援も)

スタートは標高1300m付近の茶臼山高原。
午前7:00、2℃、晴れ、弱い風、という天候でスタート。
コース前半は林道と公道がメイン、後半はほぼ全てが登山道で厳しいルート。
前半も林道メインではあるが、下りがほとんどなので結構足にくる。
途中のエイドは4箇所。ウォーターステーション2箇所。
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茶臼山山頂から。
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茶臼山スキー場
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第2エイドまでは林道と公道が大半なのであっという間に到着。
第1エイドもそれを見越してか軽いものしか置いていない。
トマトジュースとかえでラスクを軽く食べただけ。
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心地の良い道♪
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トマトジュースは苦手だけど、缶のと違ってここのは甘くて嫌な酸味がなくおいしかった。
第2までの間で見所があまりないのが残念だけど、碁盤石山と牧場から眺めやでっかい風車は気に入りました。
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ここも気持ちよい道。
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ウォーターエイドは2つともほぼ素通り。
長い林道はタコウズ川という川に沿って走っていて、この川を楽しみにしていたけど、かなり下を流れていることが多くてあまり楽しめず。
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たまに見えるときはきれいな川でした。
少し飲んでみましたが、熊野古道と同じくかなり軽い水でした。
奥多摩のとは全然違いました。


第2エイドは「小松長江老人いこいの家」エイド
ここは応援の手作り看板や垂れ幕が多数でかなりの気合の入れよう。
応援、食糧とも一番豊富でした。
お汁粉とキャベツの漬物、五平餅をいただきました。
五平もちよりもキャベツの漬物の方がおいしかったです。
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さて、ここから後半。
このコース、第2エイド以降からが本番と言っても過言ではない。
標高はさほど高いわけではなく、1000m以下の山々ではあるけど、尾根筋を進むのでアップダウンだらけ。
でも、風景は素晴らしいところがいっぱいありました。
コンクリートで塗り固めたような堅い岩に覆われたところもいっぱいあってとても面白かったです。
あと、いたるところに階段がかけられているのですが、これも個人的には面白かった。
登るのは嫌ですが。
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ひたすら100~200mくらいのアップダウンの連続を超えていく。
このあたりになると雲がかかり始め、あまり景色を楽しめくなって残念。
ただ、岩古谷山(いわごやさん)から眺めは素敵でした。
それと意外と気に入ったのが植林の樹海。
樹海というのは石川さんの使った言い方ですが、まさにそういう感じで、全部同じ風景なので道を外れたらわからなくなりそうなところで不思議な感じのするところでした。
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途中に第3エイド。
ここは四谷の千枚田エイド。
このあたりは桜もちょうど見頃だったし、千枚田もかなり面積の大きいのでかなり迫力があります。
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↑ここが一番面白かったのですが、ダムに沈むということで廃墟になった一体だそうです。
体力的にも時間的にも余裕がなく、これしか写真は撮りませんでしたが、周りに何件か建物があります。
森の中に突如として現れ、とても幻想的でタイムスリップしたような感覚を味わえます。

この後もまたひたすらに上り下りを繰り返していきますが、宇連山(うれさん)の巻き道に入るあたりから楽になります。
こういう土がなく、岩になっている部分が多いのがここらへんの尾根の特徴。
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このあたりは気持ちよくジョギングしていました。
第4エイドを過ぎると鳳来寺山(ほうらいじやま)を目指します。
ちなみにここのエイドのトイレはこんな感じでした。
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ここは尾根筋に多数の鉄階段が設置されていて楽しかったです。
ただ、もう登りの足が終わってしまっていて辛かったですが、ここで足が残っていればもっと楽しめたのになぁと少し悔しいです。
山頂近くにある倒壊した建物から下の東照宮あたりまでは歴史を感じされるものが多数あり、興味深かったですが、関門を意識せざるを得ない状況になっていたので説明看板やら、建物やらを色々見ることができませんでした。
機会があれば湯谷温泉から鳳来寺山往復の軽いトレッキングをして色々見て回りたいところ。


そして、いよいよゴール。
ゴール2、300mほど手前からローソクが道路わきに並んでおり、ゴールまでの誘導灯になっていて感動しました。
とても幻想的です。ゴールも見た目こそ小さいですが、ギャラリーが出迎えてくれてすごく楽しくゴールできました。
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↓ゴールの灯りが見える
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最後は忌野清志朗さんの音楽がかかっているところでした。
亡くなった友人が好きだったので心が痺れました。
そして、ゴールタイムは私の誕生日と同じでとても感慨深いものがありました。

全体を通してみると厳しいコースですが、見所も色々あるのでかなり面白いです。
出る価値は充分にあると思います。
コース説明会で石川弘樹さんもおっしゃっていましたが、「石川のコースは走りやすいという考えは今回は捨ててください」と仰っていましたが、あれはただの脅しではありませんでした。
完走率は30%
途中、渋滞らしい渋滞はほとんどなくてこの数字ですから、いかにコース内容に対して関門時間が厳しいかがわかります。
特に後半になればなるほど関門時間がきつくなります。
それ相応の覚悟と練習が必要です。
でも、それがあればすごく楽しめる大会です。
お薦め!

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