紅葉真っ盛りの奥多摩

さて、先週の日曜日(11/4)に鴨沢～雲取山～長沢背稜～ヨコスズ尾根を周ってきました。
今、一番きれいです。
標高だと１２００～１５００ｍくらいが最高。
来週の日曜はもっと低い山とか奥多摩湖とかが良いかも。

始発で鴨沢に向かいました。
バスの乗客は結構少ないです。
席が全部埋まらない。
こんなに紅葉がきれいで天気も完璧なのに少ないのは日曜日だからかな？

鴨沢では駐車している車に霜。
向かいの山々を見ると良い色。
今年もしっかりと素敵な光景が見られることを確信。

今日は柿も２個切って持参してきた。
楽しむ気満々。

鴨沢からのルートは石尾根にのるまでは見所以外はつまらないのでさっさと登る。

堂所


七ツ石小屋下の最初のヘアピンから


小屋すぎたあたりから霜柱


小雲取の肩
この日はここから見た富士山が一番素敵だったかな。



石尾根にのった頃から下山者多数
そういえばまだ８時過ぎ。

９時に山頂到着。
泊まりはすれ違った人や山頂にいる人を見るに相当な人数。
南アルプス方面。
若干の雪。


人が多すぎて落ち着かないので山並みの写真を撮ったら山荘方面へ。
霜柱も１０ｃｍ大になってきた。
地面が凍っているわけではないので滑りはしない。

山荘前の元気水のところにおいてある桶が凍っている。
パイプ内の水は使えます。


いよいよ長沢背稜
相変わらずの荒涼感


この辺からお腹が痛くなりトボトボと歩く。
登りになろうもんならいちいち休む・・・
１時間くらいそんな感じ。

長沢山で懐かしいごみの缶。

子供の頃、たまに旅行に連れて行ってもらった時なんかに特急列車でこういうの買ってもらった。
そして、すみません、ごみを拾いませんでした・・・
というか行ったことある方はご存知でしょうが、あの辺のピークは昔のごみがかなり埋めてあるんですね・・・
昔はそういう習慣だったと聞きますが、それにしてもねえ・・・・

芋ノ木ドッケを過ぎると快適なハイキングコースのような山道に。
北風は当たらないし、日差しはあるしで温かい。
途中、奥多摩猟友会が鹿狩りをしていた。
結構素敵な銃を持っていた。
ちなみに今回は新しくできた滝谷ノ峰ヘリポートにヘリコプターでやってきたとのことだった。
たまたまそのエリアにいた一人のおじさんにちょこっと話をして先を急ぐ。

金色(こんじき)や


赤色


上のところは空間全体が赤色や金色に染まるのですごく興奮した。
と、同時に何かを思い出した・・・・
この道間違えてる～～

そう、去年も同じ間違いをしているのだ。
こっちは天祖山に行っちゃうのだ。
こっちも行ってみたいけど、今日は予定通りに。
団子坂のくびれまで行く前に気付いて良かったけど、それでも無駄な登り返しってのは嫌だねぇ。
まあ、素敵なものが見られたからいいか。

酉谷避難小屋で水を補給。
ここの水はやっぱりおいしい。
雲取山荘の元気水は若干苦い。

小屋を過ぎると本日のメインイベント！ハナド岩！


さあ、わくわく！このトンネルの先に見えるのは・・・

ドカ～ン
うん、今年も良いものが見られました。
本当は全景にわたってこんな感じなんだけど、時間的に向かいの山が少し翳ってしまい、写真だとあまりきれいじゃないので手前の太陽があたっているところだけの写真。
肉眼だと素晴らしいんですけどね。
ここぞとばかりに柿を堪能。
何も文句ありません。

これから降りるヨコスズ尾根はこうして色付いている木々の中を通っていきます。


もう上を向いても下を向いてもきれいでした。
この時期のヨコスズ尾根は素晴らしいです。

途中、お猿さんも見ました。
最初、黒くてでかいのがのしのしと歩いていたので熊かと思ったのですが、どうやらボス猿っぽいやつだったみたいで後からわんさかくっついて移動していました。
必至で枯葉をひっくり返して食べ物探しているのですごくにぎやかでした。

９時間もかかって東日原バス停に到着。
お店で１万でサイダーを１本買うという迷惑行為をした後、バスが来るまで時間あったので走って奥多摩駅まで帰ったとさ。


今回も怪我なく下山できたことに感謝。