山初めは百尋の滝

もう先週の月曜日の話ですが、今年初めての山に行ってきました。
かなり気温が低い状態が年末から続いているので滝が凍っていることを期待して。
滝はもちろん百尋の滝。
ＪＲ青梅線鳩ノ巣駅から川苔山に登り、帰りに滝側に降りて川乗橋に降りるルートにしました。

寒くて朝早く出られないので１１時半くらいから登山開始。
日が少し伸びているので滝を１時間くらい鑑賞したとしても全工程４時間でも大丈夫。

年末年始だらけて体重が増えていたし、トレーニングもいつもより少し少なめになってしまっていたので体が重い。

いつもより結構時間がかかっているが、感覚的には意外と順調にテンポ良く登れる。

枯葉と枯れ木しかない・・・
動物の気配が全くしない、とても静かな時期です。


日陰のしかも谷のようになっているところはガチガチ。
全然雪が降ってないのに。
こんなところは落ちたら滑り台のように落ちていくでしょうね・・・・岩に激突しながら・・・
白いのは氷。


かと思えば、ここはとても暖かい。
いつもこの場所は暖房が効いているのかと思うくらい暖かい。
風がなくなるところで日差しももろに受けるところなので。


途中、休憩を２回くらい入れたが、汗が冷えて寒くなるので１分くらいしか休まなかったが、汗冷えすると危険なのでそれくらいがいい。
走る場合は既に薄着なので体温調整が難しい。
長袖シャツ１枚と薄いウインドブレーカーしか着ていない。

山頂到着。
澄み渡る空！
富士山は雲で見えなかったけど！


今日は滝がメインなので水筒の暖かいレモネード１杯をゆっくり飲んですぐに下山。

滝方面は日陰が多く、薄っすらと雪があるところも。


滝、到着。


全然、凍っていない！
でも、虹がかかってる！
写真だとわずかにしか写っていなく、わからないと思いますが、よ～～く見ると写ってます（笑


滝坪が完全に凍っているので真下までいけるけど、上から氷の粒が降ってきて痛い。
たまに直径１ｍくらいの氷の塊も落ちてくる。
当たれば即死か。

滝坪の少し下も氷。
この透明度！


３０分くらい見とれていただろうか。
完全に体が冷えた・・・
ので、下山。

途中にある氷のパイプオルガン。


林道に出る。
今日も順調に発電中！


そういえば去年、３０年ぶりくらいでしたでしょうか、川乗谷にある洞窟で遭難していた方の遺体が発見された。
遺体が見つかるまではこの林道に追悼の石碑が彫られていたのですが、今日見たら撤去されていた。

見つかって本当に良かったですね。

実はこの日、他の石碑も見つけた。
見えにくいような場所に彫られているのであまり気付かないが、それも３０年以上前に遭難した方の詩が彫られていた。
当時１８歳。
この谷は沢登りや水中洞窟探検なんかもやる人がいるので遭難も多い。
まだ何人かこの谷や山で遺体が見つかっている人もいるだろう。

帰りにまた猟銃を持った人にあった。

バス停が見えた時、既にバスが止まっていた。
あ、行っちゃうかな、と思ったが運転手がこちらに気付いたらしく、待っていた。
走ってなかったら全然間に合わなかった。
乗ったら女性のお客さんが間に合った～みたいな感じで笑っていた（笑

皆様、山達、私の体、今年もよろしくお願いします。

コメント 2

奥多摩でも滝が凍るんですねぇ･･･　コースを上手く選ぶとポカポカ陽だまりハイクが楽しめるので、滝が凍る程冷え込むところは無いのかと思ってました。
by Umi-Bozu (2012-01-15 08:38) 

Umi-Bozuさん
日差しがある時は南面だと今の時期でも寒さはあまり感じませんよね。
百尋の滝は条件が冬一番の冷え込みが何日か続くと全面結氷するらしいですが、今回はだいぶ外しました。
年末あたりからかなり気温が低い状態が続いていますので去年よりすごいかと期待していたのですが。
もし全部凍っていたとしても午前の早い段階に行かないとみられないかもしれませんね。
逆に虹は午後じゃないとみられません。
by sho (2012-01-16 13:15)