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蕎麦粒山 [ランニング登山]



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日曜日は久しぶりとなる川苔山へ。
といっても今回は通過点。
最終目的地は蕎麦粒山(ソバツブヤマ)。
ルートは川乗橋バス停→川乗林道を経て百尋の滝→川乗山山頂→日向沢の峰→蕎麦粒山→鳥屋戸尾根を経て川乗橋

今回の目的は3つ。
1つ目
行ったことのない蕎麦粒山に行く。これで長沢背稜を細切れではあるが全て歩いたことになる。
蕎麦粒山-一杯水間のわずかに通ったことがない部分は残るが。

2つ目
冬の百尋の滝を見に行く。
冷え込めば全体が凍るらしいが、日曜日の気温(東京の最高気温11℃最低3℃)はちょっと暖かめなので全部が凍るのは期待できないが周りが凍っているだけでも面白そうなので是非見たい。

3つ目
地図の破線路を行ってみる。
地図と高原地図の破線で示されたコースは難路ということであまり歩かれていなく、登山道がわかりにくいのではないかと思い今までは敬遠していたが今回初めて鳥屋戸尾根で挑戦。

午前9時ころに川乗橋バス停を出発。いっしょにバスを降りたのは10人くらいかな。
皆さんスパッツも装着しており準備万端。
だが、先週は暖かい日が2,3日あったのと関東ではその後も晴天が続いているので雪はあまりないだろう。
といっても私も軽アイゼンは持ってきているが。
私は一番先にさっさと出発。
出だしはコンクリートの林道なので良い坂道トレーニングになる。
途中の落石で激しく凹んだガードレールや慰霊碑のところでそれらを眺めつつ軽く立ち止まる意外はずっと走って1週間後の勝田全国マラソンの気休めを得る(笑
このルートは夏以来半年振りで2回目だが前回よりだいぶ楽に走れている印象だ。
歩を進めるとだんだん岩から沁みだした水が凍ってできた氷柱がだんだん大きくなっていくのがわかる。
今日は少し暖かめの気温予想だがさすがにまだかなり寒い。だが走ることで体が温かくなる方が上回り出発から15分程度で長袖とフリースの2枚体制でも0℃くらいなら全く問題ない。
フリースのチャックもかなり前を開けた状態でちょうど良い。
林道から登山道に入る。
川は全く凍ることなく夏と変わらない流れ。
だが、進むと川岸がびっちり凍っていたりして寒々しいが午前の光が反射して清々しい。

百尋の滝には小一時間で到着。
予想通り全く凍っていない。
だが夏に比べて明らかに水量が少ないように見える。
滝つぼ周辺は飛沫が凍ったやつが堆積しているのだろうか、山になって凍っている。
大学生くらいだろうかその大きな氷で写真を撮ってはしゃいでいる。
その人達に私も写真を撮ってもらった。
MEMO0113.JPG
氷瀑こそしていなかったが、冬の迫力ある滝の一端を垣間見られたので良かった。
その後も快調に走り、1時間前のバスの出発組みを全て抜いた状態になり誰もいない登山道を川乗山頂に向かい、2時間足らずで到着。
山頂には他のルートから登ってきた方が3名。皆さん早起きだぁ。
今回のルートは谷を登ってくるので途中の展望はほとんどないのだが、山頂に来て感激!大気の透明度が高い!
富士山が!すごい!良い写真もとれたが容量が大きすぎてアップできず引いて撮ったものしかアップできませんが実際はもっと大きく見えます。
MEMO0131.JPG
何度もすごーいと呟いてしまう。
ついつい周りにいる人にも話しかけてしまう。
冬の登山って夏より面白くないだろうな、と思い込んでいたが、12月から含めて今回で3回目だが思っていたよりもはるかに面白い。
むしろ、冬の方が魅力を感じているような気がする・・・。
寒いのは嫌いなので認めたくはないのだが。
まあ、夏には夏で春には春でこの季節がやっぱ一番良いな、とか言ってると思う(笑

ずっと見ていたいが、行ったことのないルートに行くので迷っても時間に余裕ができるように早々に発つ。
ここから日向沢の峰(うら)までの道は私の好きなところの一つ。
だが、今回は緑が全くないので夏ほど魅力はなかった。
途中、雪の中に鹿のような足跡が見られたが深さからして体重が軽すぎるし形が違う・・。それにやけに登山道に沿って足跡がついている。
(これは後に犬だと推測するに至る)
MEMO0124.JPG

20分くらいで日向沢の峰に到着。いつもならここで食事だが今日はアツアツのレモンティを一杯だけ。
MEMO0133.JPG
いよいよ蕎麦粒山へ。
ここから3kmほどなので距離は近い。
蕎麦粒山山頂直下はきつい登りだったがその他は快適な登山道でした。
ただ途中でその急登とその前の小ピークなどが丸見えになるところがあり、あれを登り返すのかぁと落胆し、げんなりしました。
出発から3時間ほどで蕎麦粒山に到着。標高1472.9m
関東平野がよく見える。
MEMO0139.JPG
反対側にはアルプスも見える。とにかく空気が澄んでいるのでよく見えるがお昼なのでもう1時間2時間早ければもっと見えていたと思う。
東京湾や筑波山も見えたと思います。
頂上には名前の由来になった蕎麦粒のような岩が何粒か?散らばっている。
丁度お昼なのでここで昼食。
ここに至るルートは4つほどあるがそれぞれのルートから1人ずつ登ってきたので皆さんにルートの状況やらの話をし、小一時間も山頂にいてしまった。

寒くなってきてしまったので下山を開始。
いよいよ破線のルートの鳥屋戸尾根(とやどおね)へ。
いきなり入り口を間違えてしまい、枯れ笹にまみれてしまったがなんとか道に合流。
この尾根は結構気に入った。個人的には地形が好きだし、明らかに上から転げ落ちてきたと思われる直径7~8mもある巨大な岩がところどころにあるのも面白い。
そして静か。道ははっきりしているところが多く、それなりに歩かれていることが伺われるが人は多くない。
ただ、途中に急なところがあり、それに加えてザレ場(砂っぽく滑りやすいところ)が加わるところがあるので要注意。
特に笙ノ岩山から1~2km下ったところにそういう場面がある。登りは体力があって慎重に行けば問題ないが、下りはかなり滑った。
その部分は道も細かったのと落ち葉が大量に覆いかぶさっており道を外しやすいのでかなりの注意が必要だと思いました。

それとこの尾根には通常の道標がないので注意したいところ。
要所には誰かが作ってくれた小さな手作りの看板がある程度。
迷いやすいところは2箇所だけ。
1つは笙ノ岩山山頂直下。
蕎麦粒山に向かって登り側から見ると山頂を降りてすぐのところは左。
下り側から見ると笙ノ岩山山頂直前の部分にあたるところは右へ、というか直進かな。
もう一つは尾根を蕎麦粒山から下った時に最後に尾根を外れてバス停方向へ向かう部分。
ここには小さな看板がついているので見逃さないようにしたい。
一応、倒木で道が遮られているがその先に道がついているのでうっかりすると進んでしまう人もいるかもしれない。

この尾根を下ると出発地点の川乗橋バス停に出ます。
今回は15時にバス停について15時1分にバスがドンピシャできてラッキー!
今日もいつにもまして楽しい時間でした。
山の神様、今日もありがとう!

あ、それと日曜日は無線も聴いていました。
関東平野が一望できるだけあって栃木県や茨城県、群馬県からガンガン入っていました。直線距離で150kmは超えているでしょう。
こっちは送信機能が弱いのとちょっと勇気がないので聞いているだけですが、面白かったです。
VX-3でもアンテナ変えれば届くのかなぁ。それとJARLに加入していないのも交信をためらってしまう原因ですね。結構お金かかるんですよねぇ・・・

そういえば、途中みた動物の足跡についてですが、途中で犬がさかんに吠えていて何発か銃声が聞こえたので鹿狩でもしていたのだと思います。
雪上にあったのはその猟犬の足跡ではないかと思います。

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