第9回 美ヶ原トレイルラン 2019に参加してきました。 [トレイルラン]
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美ヶ原トレイルラン80km部門に参加してきました。
あまり調べていなかったのですが、完走率があまり高くないようですね。
天気予報はあまり良くなく、結構荒れ模様の予報。
前日にコースの一部変更が発表されましたが、最後の部分のわずかな変更に留まり距離的にもコース的にもほとんどそのまま。
前日受付しかなく宿泊必須ですが土曜日開催なので金曜日だけ休めば2泊して、終了後翌日も心置きなくゆっくりできます。
私は白樺高原ホテルというところに泊まりました。
かなり寂れてしまった観光地ですが、飲食店もわずかに3軒残っています。
しかし廃墟が多くて寂しい限りです。
前日の夕食はsora MESHIというレストランで牛肉ステーキ(350g 2160円)を頂きましたが、最高においしかったです。
鹿肉メニューも豊富ですが、非常に珍しいことに狩猟から解体、加工までをお店でやっているそうです。
これだけでまた来たくなりました。
翌日は午前4時スタートなので20時には早々に就寝。
毎度のことながらほとんど眠れませんでした。
いよいよスタート
天気は曇りでぎりぎりもっている状態。
一応予報では13時頃までは降らずにもちそうとのこと。
スキー場の一番下からスキーコースを逆走し、いっきに山頂へ。
振り返ると朝焼けが!
尾根筋に出るとつつじが満開でとてもきれいでした。
ここらへんではまだ全然ばらけていませんが、皆さん結構ハイペースでこれじゃ80kmもたないと思うもシングルトラックが多く、あまりマイペースだと後ろをつまらせてしまうので仕方なく速いとは思いながらもそれを維持。
A1の和田峠に到着
まだまだ余力があることを確認
このあとは2000mの稜線へ
ここは楽しみにしていた部分でもあり、アイガーウルトラに備えてこの高度での数km走ることがどんなものかを確認したかった部分でもあります。
景色は残念ながら終始雲の中でほとんど楽しめませんでした。
わずかに雲が薄くなった時に一瞬だけ見えてその高度感を楽しめたのでそれで良しとします。
何しろ結構な雨を予想していたので降っていないだけで感謝です。
体の方はかなり重い。
あきらかに高度の影響です。
普段2000mくらいの山に登っただけではほとんど何も感じませんが、走っていると体の動きが重たいことがわかります。
それにともなって呼吸もきつくなりやすく、悪循環。
呼吸を吐くことに集中して深い呼吸を心がけます。
富士山登る時なんかにやる呼吸です。
この尾根の途中、1900mくらいにあるA2の山本小屋は牧場の中にあるのですがこの前後は真っ平。
しかしながら湿度が高いこととこの高度で思ったより足が動きません。
なんとかゆっくり走るのがやっと。
距離はまだ25kmなので疲労でないことは明らか。
最近高い山に行ってないせいか2000m弱でこんなに動けないのかとショックでした。
これではアイガーウルトラも思いやられますが、良い確認ができました。
さすがに下りではもう少し動くことができましたが、集中力が少し低下しているので怪我に注意ですね。
この牧場も晴れてたら体が重いとはいえ、かなり楽しく走れたところでしょうね。
青空で走ってみたいです。
が、実際晴れると相当暑いと思うので今回のような雲の厚い、20℃いかないような気候は絶好の条件かもしれません。
この2000mの稜線が終わると一気に1200m降下します。
下りの序盤はあまり飛ばせないようなガれた部分が多いですが、後半は林道や舗装路なども出てきて飛ばせてしまいます。
まだ40kmにも達していないので確実に後半つぶれる要因になるので抑えながら下りました。
下りが苦手でもう少しマシにしたいので練習がてら下りましたが、前よりは負担をかけずに楽に下れるようになってきたかな・・・
そうこうしているうちに開けた谷間の集落に出ました。
ここは和田宿エイドのあるところ。
少し集落内を走りますがとても良いところですね。
いつか泊まってみたいです。
エイドではそばが用意されており、とてもおいしかったです。
2杯頂きました。
ここでは靴をきれいにしたり、次のエイドまで18kmと長い距離なので水を満タンにしたりと少し時間をかけて休みました。
下りは抑えたものの思ったよりも疲労してしまった感じがします。
ただ登りには影響ないですし、この先は下りはあまりないので心配する必要はなかったかもしれません。
次のエイドまでは18km
少し気合を入れて走ります。
出てすぐに通過する水沢峠というところがありますが、ここは途中で松茸山につき立ち入り禁止という看板を見かけました。
松茸が取れるのでしょうかね
しかし、こういう看板は逆に出さない方が良いのではないでしょうか?(笑
この峠が終わると10kmの緩い登りがあるのでどんなところかと思っていたのですが、林道でした。
これは得意なパターンです。
10kmのうち5kmくらいはゆっくりですが走ることができました。
残りは走れないというより、途中でいったん休憩がてら歩こうと思って歩いたら眠気が襲ってきてとてもではありませんが走れませんでした。
というより歩くのもやっと。
寝不足とはいえ、100kmと違って15時間もかからずに終わるであろう工程で最後までもつかなと少し楽観していましたが甘かったです。
フラフラしながら歩きました。
途中でほんの数分ですが我慢できずに座って寝ました。
眠れればこういう無駄な時間がなくなると思うのですけどねえ・・
なんとか長い登りを登り切り、長門牧場エイドのある牧場に出ます。
ところがこの牧場の外周をぐるっと2km以上走ってからエイドに行くのですが、エイドが見えるものの一旦遠ざかっていくのが辛すぎます。
遠くまで見えるものの先が見えないほど長い道・・・
曇りで良かった・・・
ここは標高も低いので気温も上がっているし、日陰もないので晴れてたらかなりきついはず。
長門牧場エイド到着
ここの飲むヨーグルトはおいしかったぁぁ
しそおにぎりもあったので2つばかり頂きました。
ここでしっかり補給しておけば最後までもつはず。
芝生の上で少し長めにゆっくりしました。
次のエイドが最後のエイド。
この区間では少し雨に振られました。
この区間は工程図では大したことない、緩い登り降りです。
が、実際はドロドロのというか沼のようなところが多く、きついわけではないですが走りにくいことが多い区間でした。
30年ほど前にあったテレビ番組「風雲タケシ城」をご存じでしょうか。
あれを地で行くところがあります。
沼の中に木で作られた飛び石のようなものが配置されているのですが、これがまた完全に土台部分がユルユルになっています。
滑れば脛まで泥に埋もれます。
大きめの沢の渡渉もあります。
その後には斜度40%くらいありそうな泥の壁を100m一気に登るところがありました。
ロープが張ってありますが、乾いている時ならまだ良いですがこの日は前日は結構雨が降っていてドロドロでロープがないと登れないようなところでした。
ここを超えれば、最後のエイド!
あまりにも変化の激しい区間で写真を撮る余裕がありませんでした。
大門峠エイドに到着
薄皮ピーナッツパンを食べて少し休憩
残り10kmなので早々に出発(他の人に比べるとそれでもかなりゆっくりですが)。
ここからはまたスキー場のトップまで登ってあとは一気に下るだけ!
しかし、スキー場を走る場合は登るのも大変なら下るのも大変。
幸い足が終わっているということはないですが、ブレーキをかけながら下れば膝に大きな負担がかかるし、ブレーキかけなければ足の回転が追い付かない
。
下りが苦手なので色々試しがてら下ってきました。
途中ではもう足がクタクタで変な歩き方になっている人も多数みかけました。
最後にこのくだりはやっぱりきついですよね(笑)
14時間17分ほどでゴールできました。
今回も転倒で傷だらけにはなりましたが、大したことも楽しく完走。
コースはかなり多彩な面を見せてくれて飽きません。
林道はちょっと飽きましたが、あそこはしっかり走って時間に余裕を持たせる局面ですね。
もっとしっかり走れれば飽きることもなかったのですが。
飽きたのは自分のせいです。
最終ランナーがゴール後には盛大に花火が打ち上げられます。
これがまたちょっとした花火大会並みに打ちあがります。
終わったぁぁぁぁって感じがします。
実に良いですね。
ゴール後は牛肉うどんが振る舞われます。
それに温水シャワーも無料で使うことができます。
こういうのはうれしいですね。
こういう様々な仕掛けを考えると参加費はお得度が高く感じられますね。
この大会、来年2020年には100kmのコースが設定されるようです。
今回も90kmコースが設定されていますが制限時間が17時間と厳しめです。
おそらく100kmも18時間から20時間の設定となり厳しい制限時間になることが予想されます。
今回80km走ったので追加部分の20kmも走ってみたい気もしますが、今のところはその気はありません。
今回も楽しく走れました!
参加費 80km 17000円
宿泊費 2泊 13000円(1泊素泊まり、1泊朝食付き)
交通費(レンタカー)3日間 12000円(2人で割り勘で1人当たりの料金)
あまり調べていなかったのですが、完走率があまり高くないようですね。
天気予報はあまり良くなく、結構荒れ模様の予報。
前日にコースの一部変更が発表されましたが、最後の部分のわずかな変更に留まり距離的にもコース的にもほとんどそのまま。
前日受付しかなく宿泊必須ですが土曜日開催なので金曜日だけ休めば2泊して、終了後翌日も心置きなくゆっくりできます。
私は白樺高原ホテルというところに泊まりました。
かなり寂れてしまった観光地ですが、飲食店もわずかに3軒残っています。
しかし廃墟が多くて寂しい限りです。
前日の夕食はsora MESHIというレストランで牛肉ステーキ(350g 2160円)を頂きましたが、最高においしかったです。
鹿肉メニューも豊富ですが、非常に珍しいことに狩猟から解体、加工までをお店でやっているそうです。
これだけでまた来たくなりました。
翌日は午前4時スタートなので20時には早々に就寝。
毎度のことながらほとんど眠れませんでした。
いよいよスタート
天気は曇りでぎりぎりもっている状態。
一応予報では13時頃までは降らずにもちそうとのこと。
スキー場の一番下からスキーコースを逆走し、いっきに山頂へ。
振り返ると朝焼けが!
尾根筋に出るとつつじが満開でとてもきれいでした。
ここらへんではまだ全然ばらけていませんが、皆さん結構ハイペースでこれじゃ80kmもたないと思うもシングルトラックが多く、あまりマイペースだと後ろをつまらせてしまうので仕方なく速いとは思いながらもそれを維持。
A1の和田峠に到着
まだまだ余力があることを確認
このあとは2000mの稜線へ
ここは楽しみにしていた部分でもあり、アイガーウルトラに備えてこの高度での数km走ることがどんなものかを確認したかった部分でもあります。
景色は残念ながら終始雲の中でほとんど楽しめませんでした。
わずかに雲が薄くなった時に一瞬だけ見えてその高度感を楽しめたのでそれで良しとします。
何しろ結構な雨を予想していたので降っていないだけで感謝です。
体の方はかなり重い。
あきらかに高度の影響です。
普段2000mくらいの山に登っただけではほとんど何も感じませんが、走っていると体の動きが重たいことがわかります。
それにともなって呼吸もきつくなりやすく、悪循環。
呼吸を吐くことに集中して深い呼吸を心がけます。
富士山登る時なんかにやる呼吸です。
この尾根の途中、1900mくらいにあるA2の山本小屋は牧場の中にあるのですがこの前後は真っ平。
しかしながら湿度が高いこととこの高度で思ったより足が動きません。
なんとかゆっくり走るのがやっと。
距離はまだ25kmなので疲労でないことは明らか。
最近高い山に行ってないせいか2000m弱でこんなに動けないのかとショックでした。
これではアイガーウルトラも思いやられますが、良い確認ができました。
さすがに下りではもう少し動くことができましたが、集中力が少し低下しているので怪我に注意ですね。
この牧場も晴れてたら体が重いとはいえ、かなり楽しく走れたところでしょうね。
青空で走ってみたいです。
が、実際晴れると相当暑いと思うので今回のような雲の厚い、20℃いかないような気候は絶好の条件かもしれません。
この2000mの稜線が終わると一気に1200m降下します。
下りの序盤はあまり飛ばせないようなガれた部分が多いですが、後半は林道や舗装路なども出てきて飛ばせてしまいます。
まだ40kmにも達していないので確実に後半つぶれる要因になるので抑えながら下りました。
下りが苦手でもう少しマシにしたいので練習がてら下りましたが、前よりは負担をかけずに楽に下れるようになってきたかな・・・
そうこうしているうちに開けた谷間の集落に出ました。
ここは和田宿エイドのあるところ。
少し集落内を走りますがとても良いところですね。
いつか泊まってみたいです。
エイドではそばが用意されており、とてもおいしかったです。
2杯頂きました。
ここでは靴をきれいにしたり、次のエイドまで18kmと長い距離なので水を満タンにしたりと少し時間をかけて休みました。
下りは抑えたものの思ったよりも疲労してしまった感じがします。
ただ登りには影響ないですし、この先は下りはあまりないので心配する必要はなかったかもしれません。
次のエイドまでは18km
少し気合を入れて走ります。
出てすぐに通過する水沢峠というところがありますが、ここは途中で松茸山につき立ち入り禁止という看板を見かけました。
松茸が取れるのでしょうかね
しかし、こういう看板は逆に出さない方が良いのではないでしょうか?(笑
この峠が終わると10kmの緩い登りがあるのでどんなところかと思っていたのですが、林道でした。
これは得意なパターンです。
10kmのうち5kmくらいはゆっくりですが走ることができました。
残りは走れないというより、途中でいったん休憩がてら歩こうと思って歩いたら眠気が襲ってきてとてもではありませんが走れませんでした。
というより歩くのもやっと。
寝不足とはいえ、100kmと違って15時間もかからずに終わるであろう工程で最後までもつかなと少し楽観していましたが甘かったです。
フラフラしながら歩きました。
途中でほんの数分ですが我慢できずに座って寝ました。
眠れればこういう無駄な時間がなくなると思うのですけどねえ・・
なんとか長い登りを登り切り、長門牧場エイドのある牧場に出ます。
ところがこの牧場の外周をぐるっと2km以上走ってからエイドに行くのですが、エイドが見えるものの一旦遠ざかっていくのが辛すぎます。
遠くまで見えるものの先が見えないほど長い道・・・
曇りで良かった・・・
ここは標高も低いので気温も上がっているし、日陰もないので晴れてたらかなりきついはず。
長門牧場エイド到着
ここの飲むヨーグルトはおいしかったぁぁ
しそおにぎりもあったので2つばかり頂きました。
ここでしっかり補給しておけば最後までもつはず。
芝生の上で少し長めにゆっくりしました。
次のエイドが最後のエイド。
この区間では少し雨に振られました。
この区間は工程図では大したことない、緩い登り降りです。
が、実際はドロドロのというか沼のようなところが多く、きついわけではないですが走りにくいことが多い区間でした。
30年ほど前にあったテレビ番組「風雲タケシ城」をご存じでしょうか。
あれを地で行くところがあります。
沼の中に木で作られた飛び石のようなものが配置されているのですが、これがまた完全に土台部分がユルユルになっています。
滑れば脛まで泥に埋もれます。
大きめの沢の渡渉もあります。
その後には斜度40%くらいありそうな泥の壁を100m一気に登るところがありました。
ロープが張ってありますが、乾いている時ならまだ良いですがこの日は前日は結構雨が降っていてドロドロでロープがないと登れないようなところでした。
ここを超えれば、最後のエイド!
あまりにも変化の激しい区間で写真を撮る余裕がありませんでした。
大門峠エイドに到着
薄皮ピーナッツパンを食べて少し休憩
残り10kmなので早々に出発(他の人に比べるとそれでもかなりゆっくりですが)。
ここからはまたスキー場のトップまで登ってあとは一気に下るだけ!
しかし、スキー場を走る場合は登るのも大変なら下るのも大変。
幸い足が終わっているということはないですが、ブレーキをかけながら下れば膝に大きな負担がかかるし、ブレーキかけなければ足の回転が追い付かない
。
下りが苦手なので色々試しがてら下ってきました。
途中ではもう足がクタクタで変な歩き方になっている人も多数みかけました。
最後にこのくだりはやっぱりきついですよね(笑)
14時間17分ほどでゴールできました。
今回も転倒で傷だらけにはなりましたが、大したことも楽しく完走。
コースはかなり多彩な面を見せてくれて飽きません。
林道はちょっと飽きましたが、あそこはしっかり走って時間に余裕を持たせる局面ですね。
もっとしっかり走れれば飽きることもなかったのですが。
飽きたのは自分のせいです。
最終ランナーがゴール後には盛大に花火が打ち上げられます。
これがまたちょっとした花火大会並みに打ちあがります。
終わったぁぁぁぁって感じがします。
実に良いですね。
ゴール後は牛肉うどんが振る舞われます。
それに温水シャワーも無料で使うことができます。
こういうのはうれしいですね。
こういう様々な仕掛けを考えると参加費はお得度が高く感じられますね。
この大会、来年2020年には100kmのコースが設定されるようです。
今回も90kmコースが設定されていますが制限時間が17時間と厳しめです。
おそらく100kmも18時間から20時間の設定となり厳しい制限時間になることが予想されます。
今回80km走ったので追加部分の20kmも走ってみたい気もしますが、今のところはその気はありません。
今回も楽しく走れました!
参加費 80km 17000円
宿泊費 2泊 13000円(1泊素泊まり、1泊朝食付き)
交通費(レンタカー)3日間 12000円(2人で割り勘で1人当たりの料金)
2019-07-14 18:22
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